著訳者紹介 |
2004年よりランカスター大学の談話研究の特別招聘教授兼学部長。すぐれた研究者に授与されるヴィトゲンシュタイン賞を1996年に受賞するなど、多くの賞に輝く。専門は談話分析、ジェンダー理論、政治と/における言語、偏見と差別、言語学的フィールドワークにおける民族誌的方法論。スタンフォード大学、ミネソタ大学、ジョージタウン大学、ウプサラ大学など多くの大学の客員教授も務め、Language and Politicsの編者、Discourse and Societyの共編者、Diskursforschung (Passagenverlag)、Sprache und Kontext(Lang Verlag)、Discourse in Pokitics、 Culture and Society(Benjamins)の編者である。ヴォダックの研究分野は談話と政治、CDAの方法論、人種差別と反ユダヤ主義、ジェンダー、組織内の談話 organizational discourseである。近著に、Racism at the Top(2000年、テウン・ヴァン・デイクとの共著)、Discursive Construction of National Identity(1999年、ルディ・デシリア、マルティン・レイシグル、カリン・リーブハルトとの共著)、Disorders of Discourse(1996年)、Discourses on Unemployment in the European Union(2000年、ペーター・ムンティグル、ギルバート・ヴァイスとの共著)、Discourse and Discrimination(2001年、マルティン・レイシグルとの共著)、Gender and Discourse(1997年)がある。(2010年11月現在) |
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[ルート・ヴォダックの書籍一覧] |
[編著者]ルート・ヴォダック+ミヒャエル・マイヤー メディアなどで「当たり前」のように語られていること(談話)を、批判的に分析し、それらの談話が持つ権力性、イデオロギー性を明らかにし、社会的差別、抑圧、不平等などと実践的に闘うための入門書。 定価=本体 3,000円+税 |