著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

バーバラ・バート
Barbara Baert

1967年生。カトリック・ルーヴェン大学文学部美術史教授。イコノロジー、芸術理論と分析、中世美術を担当。ヨーロッパ(バウハウス大学、ミラノ大学、ベルリン自由大学など)、アメリカ(プリンストン大学など)のさまざまな大学から客員教授や招聘研究員として招致された。ベルギーの王立フランドル・アカデミーおよびヨーロッパ・アカデミーの会員。出版社ペーテルス(ベルギー)から刊行したイコノロジーに関する研究刊行物において、4種の学術叢書を創設し、編集長を務める。受賞歴も多く、2016年に人文科学におけるフランキ賞を受賞した。2017年11月には、ベルギーのレオポルド騎士団の騎士に叙階された。最近の研究は、 Signed PAN , (Studies in Iconology, 18), Leuven-Walpole, 2020; From Kairos to Occasio along Fortuna. Text / Image / Afterlife , Brepols & Harvey Miller, 2021 and Looking Into the Rain. Magic-Moisture-Medium , Berlin, De Gruyter, 2022.

 

[バーバラ・バートの書籍一覧]

風のイコノロジー

風、ルーアハ、受肉、匂い、しみ、動き、カイロス、クモの巣、静けさについてのエッセイ集

[著者]バーバラ・バート
[訳者]蜷川順子

神の息吹として高められ、身体器官から放たれるものとして貶められもする“風”。目に見えないその存在は西洋文化や美術の中でどう表現されてきたのか。

定価=本体 4,000円+税
2022年7月20日/A5判上製/300頁/ISBN 978-4-88303-547-2


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