著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

アンドレア・バッティスティーニ
Andrea Battistini

1947年ボローニャ生まれ。2020年没。ボローニャ大学教授として2017年の退官までイタリア文学史を講じる。同大学名誉教授。ジャンバッティスタ・ヴィーコやガリレオ・ガリレイの専門家として知られる一方、ダンテから 20 世紀にいたる様々な対象を研究して数多くの業績を残した。代表的な著書に La degnita della retorica. Studi su G.B. Vico (Pisa, Pacini editore, 1975); Lo specchio di Dedalo. Autobiografia e biografia (Bologna, Il Mulino, 1990); La sapienza retorica di Giambattista Vico (Milano, Guerini e associati, 1995); Galileo e i gesuiti. Miti letterari e retorica della scienza (Milano, Vita e Pensiero, 2000); Vico tra antichi e moderni (Bologna, Il Mulino, 2004); La retorica della salvezza. Studi danteschi (Bologna, Il Mulino, 2016) (以上、単著) ; Le figure della retorica. Una storia letteraria italiana (Torino, Einaudi, 1990) (エツィオ・ライモンディ(Ezio Raimondi)との共著)などがある。

 

[アンドレア・バッティスティーニの書籍一覧]

バロック

文化、神話、イメージ

[著]アンドレア・バッティスティーニ
[訳]高橋健一

従来の価値が転倒し、幻惑的な過剰さが満ちる強烈なまでに劇的な時代。
バロックは単なる一様式ではなく、世界にたいする人間の総合的な態度だ。イタリアに始まりヨーロッパ各国に広がった、秩序と無秩序が壮大に渦まく 17 世紀バロックの文化――文学、修辞学、哲学、科学、美術、音楽――の特質を顕在化させる。

[書評・紹介]
『美術の窓』No.482(2023年11月、生活の友社)、「新刊案内」
『月刊美術』No.578(2023年11月号、サン・アート)、「ART BOOKS新刊案内」
《読書人》2023年11月10日、評者:宮下規久朗氏
《図書新聞》2024年2月17日、評者:尾形希和子氏

定価=本体 4,500円+税
2023年7月31日A5判上製/404頁/ISBN978-4-88303-538-0


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