著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

高橋健一
たかはし・けんいち

1974年福島県いわき市生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程中退。和歌山大学教育学部准教授を経て、成城大学文芸学部教授。博士(文学)。専門はイタリア美術史。近年の論文に「アルカディアのアトリエ ― カルロ・マラッティ晩年の自己表象とその環境」(『成城美学美術史』第27号); Il cannocchiale in Arcadia. Nuove proposte per le Osservazioni astronomiche di Donato Creti (≪ Zeitschrift fur Kunstgeschichte ≫, LXXXII) 、共訳に『原典イタリア・ルネサンス芸術論』(池上俊一監修、名古屋大学出版会);ヴァザーリ『美術家列伝』(中央公論美術出版)。

 

[高橋健一の書籍一覧]

バロック

文化、神話、イメージ

[著]アンドレア・バッティスティーニ
[訳]高橋健一

従来の価値が転倒し、幻惑的な過剰さが満ちる強烈なまでに劇的な時代。
バロックは単なる一様式ではなく、世界にたいする人間の総合的な態度だ。イタリアに始まりヨーロッパ各国に広がった、秩序と無秩序が壮大に渦まく 17 世紀バロックの文化――文学、修辞学、哲学、科学、美術、音楽――の特質を顕在化させる。

[書評・紹介]
『美術の窓』No.482(2023年11月、生活の友社)、「新刊案内」
『月刊美術』No.578(2023年11月号、サン・アート)、「ART BOOKS新刊案内」
《読書人》2023年11月10日、評者:宮下規久朗氏
《図書新聞》2024年2月17日、評者:尾形希和子氏

定価=本体 4,500円+税
2023年7月31日A5判上製/404頁/ISBN978-4-88303-538-0


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