著訳者紹介 |
|
1870年、フランスのグランヴィル生まれ。1888年結成のナビ派の中心画家。絵画、リトグラフを手掛けるとともに美術批評・理論家として活動し、特に1890年のマニフェスト、「絵画は、女性の裸体とか、戦場の馬とか、何かの逸話とかである前に、何よりも、ある秩序のもとに組み合わせられた色彩が塗られた平面である」という言葉で有名。近年の研究では20世紀の宗教(キリスト教)美術の展開における新伝統主義の美学の唱導者としての役割が注目されている。パリの芸術、演劇および音楽生活の中心で長年活躍。イタリアには生涯に14回旅した。1943年、パリのサン・ミシェル大通りでの交通事故で没。 |
||
[モーリス・ドニの書籍一覧] |
フランス人画家ドニが旅した百年前のイタリア――。 定価=本体 2,500円+税 |