著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

福島勲
ふくしま・いさお

早稲田大学人間科学学術院教授。1970年生。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。同大学院助教、北九州市立大学准教授を経て現職。専門はフランス文学・思想、表象文化論、文化資源学。著書に『バタイユと文学空間』(水声社、2011)。共編著に『フランス文化読本』(丸善出版、2014)、『洞窟の経験 ラスコー壁画とイメージの起源をめぐって』(水声社、2020)。共著に『トラウマと喪を語る文学』(朝日出版社、2014)、『無名な書き手のエクリチュール』(同、2015)、『文化資源学 文化の見つけかたと育てかた』(新曜社、2021)。訳書に『ミヒャエル・ハネケの映画術』(水声社、2015)、『ディアローグ デュラス/ゴダール全対話』(読書人、2018)、『映画をめぐるディアローグ ゴダール/オフュルス全対話』(同、2022)、共訳書に Takiguchi Shuzo, Dali (Tokyo-1939) (Editions Notari, 2011)、『ジョルジュ・バタイユの反建築』(水声社、2015)、『バタイユ書簡集』(同、2022)など。

 

[福島勲の書籍一覧]

モーリス・ドニ イタリア絵画巡礼

芸術の主題をもとめて

[著]モーリス・ドニ 
[監修]小佐野重利 
[訳]福島勲

フランス人画家ドニが旅した百年前のイタリア――。
昔日と変わらない歴史的遺構を残しながらも再開発の波が街を少しずつ変化させ、ファシズム運動が不穏な高まりをみせていた百年前のイタリア。フランス人画家ドニはシチリア、ローマ、シエナ、フィレンツェ、ヴェネツィア、パドヴァ各地をめぐり、その旅を記録する中で、みずからの生きる時代の美術のゆくえを見定めていった。

定価=本体 2,500円+税
2023年6月30日 四六判並製/276頁/ISBN978-4-88303-552-6


HOME