著訳者紹介 |
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情報・システム研究機構国立情報学研究所准教授。 シカゴ大学大学院博士課程修了(心理学、Ph.D., 2001年)。専門は心理言語学、生態心理学など。論文に「方法論としての言語相対論の意義」(『現代思想』7月号(特集「メディオロジー」)、150-168頁、2000)、「知覚の公共性を支えるもの〜生態心理学が変えた知覚観」(『科学』第76巻・第1号、pp. 85-90、2006)、「忘却か,方略か?〜ナラティヴの話者の一貫した言及回避の謎に迫る」(関根和生との共著、『身体と空間のことば』、篠原和子・片岡邦好(編)ひつじ書房、pp. 17-35、2008)など多数。(2009年5月現在) |
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[古山宣洋の書籍一覧] |
[著者]マイケル・シルヴァスティン 難解をもって知られる、現代北アメリカを代表する言語人類学者の論考に詳細な解説をつけた、はじめての論集。オリゴを基点としたコミュニケーション過程のなかに、文法、語用、談話、社会、文化、心理、歴史、その全てを統一的に捉えなおす精緻な理論。言語、認知、相互行為など、コミュニケーション実践に焦点を据えた現代社会文化研究の先端、極限を<今ここ>に刻印する。社会文化コミュニケーション論による「言語学」の超克、そして、「認知科学」、「人類学」の再構築。 定価=本体 5,500円+税 |