著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

長谷川美子
はせがわ・よしこ

1958、京都市生まれ。1995年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程終了(美術史専攻)。現在、洗足学園大学院講師。専門は、ドイツ近代美術史。著書に、『古代墳墓の象徴的装飾について』『タナクィル伝承』『東洋と西洋の神話』ほか。(2000年11月現在)

 

長谷川美子の書籍一覧]

作品とコンテクスト
フリードリヒ《氷海》
死を通過して、新しい生命へ

[著者]ペーター・ラウトマン
[訳者]長谷川美子

激動の時代が生んだ破壊と希望が共存するまったく新しい美

凍結した海での難破の光景を、冷気が満ちる清明な空のもとに描いたフリードリヒの代表作《氷海》。啓蒙主義、フランス革命そして王政復古の反動にいたる時代の揺れ――そうした社会状況を、破壊と希望が共存するまったく新しい美に結晶させた画家の思想をたどる。

定価=本体 2,200円+税
2000年11月30日四六判並製/144頁+カラー折込図版/ISBN978-4-88303-051-4

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