あ│か│さ│た│な│は│ま│や│ら│わ *データは原則として刊行時のものです*
1962年(昭和37)愛知県春日井市生まれ。日本近代思想史研究。主な共著書に『ザ・タイガース研究論―昭和40年代日本のポピュラー音楽の社会・文化的分析』近代映画社、2015年、『希望の歴史学―藤間生大著作論集』ぺりかん社、2018年。
[磯前礼子の書籍一覧]
石母田正と戦後マルクス主義史学
[述]原秀三郎 [編]磯前順一・磯前礼子
石母田史学とは何であったのか。 マルクスによって記述された「アジア的生産様式」をめぐる論争は、古代から近現代にいたる日本「特有」の性質の究明を目的としておこなわれてきた。この論争を緒として歴史家石母田正と京大日本史学のかかわりを中心に戦後歴史学の軌跡をたどり、時代区分なき政治史、形骸化した実証史学といった現在の歴史学への反省のうえに、マルクス主義歴史学の可能性を問いなおす。
【電子書籍版もあります】
定価=本体 4,200円+税 2019年5月10日/A5判並製/272頁/ISBN978-4-88303-477-2