著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

川口隆行
かわぐち・たかゆき

現在、東海大学文学院日本語文学系教員。専門は日本近現代文学、比較文化。著書に『原爆文学というプロブレマティーク』創言社、2007年(近刊)。主要論文に「「セヴンティーン」・「政治少年死す」論――「純粋天皇」の考古学」『国文学攷』第153号、1997年。「「原爆文学」という問題領域――「夏の花」「黒い雨」の正典化、あるいは『原爆文学史』」『Problmatique II――文学/教育2』、2001年、「加害と被害のディスクール――戦後日本の「わたしたち」」『原爆文学研究』第3号、2004年、「メディアとしてのマンガ、甦る原爆の記憶――こうの史代『夕凪の街 桜の国』試論」『原爆文学研究』第4号、2005年。 (2007年3月現在)

 

[川口隆行の書籍一覧]

台湾・韓国・沖縄で日本語は何をしたのか
言語支配のもたらすもの

[編著者]古川ちかし林珠雪+川口隆行

奪われた自らの知と声は、いかにして修復しうるのか────
台湾・韓国・沖縄における日本語支配のあり様を多角的に検討し、その支配が、現在に至るまでの歴史のなかで、いかに脱却されてきたのか、あるいは変質してきたのかを跡づける試み。

定価=本体 2,600円+税
2007年3月25日/A5判上製/248頁/ISBN978-4-88303-199-3


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