著訳者紹介 |
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美術史家。東京大学教養学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程(美術史学専攻)中退。1985年、フランス14世紀の詩人、作曲家ギヨーム・ド・マショーの作品集の装飾写本に関する論文(“Recherches iconographiques sur les manuscrits des poesies de Guillaume de Machaut”)によってパリ第四大学で第三課程博士号を修得。1985〜2010年、複数の大学に勤務。その間に、プリンストン大学とローマ、ビブリオテカ・ヘルツィアーナで研究員を務める。中世の装飾写本とイタリア・ルネサンス絵画を主要研究対象とする。主著は『語りと経験――一三世紀の絵本における革新』(Narrative and Experience: Innovations in Thirteenth-Century Picture Books, Frankfurt a. M., 2000)、『巡礼としての絵画――メディチ宮のマギ礼拝堂とゴッツォリの語りの技法』(工作舎、2009年)。そのほか、「書物の経験とイメージの読解」(“Book Experience and Image Reading” in The Enduring Instant, ed. A. Roesler-Friedenthal and J. Nathan, Berlin, 2003)、『世界美術大全集ゴシック(2)』(共著、小学館、1994)など多数の著、訳書がある。(2010年7月現在) |
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