著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

松井美智子
まつい・みちこ

仙台市生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了(美学・西洋美術史専攻)。東北大学助手、西南学院大学助教授を経て、現在東北学院大学教養学部教授。専門は16、17世紀のスペイン美術史。著書に『NHKプラド美術館』(共著、日本放送出版協会)、『世界美術在全集バロックT』(共著、小学館)、『西洋美術への招待』(共著、東北大学出版会)など。訳書にR・カウサ『バロック美術』(ぎょうせい)、V・I・ストイキツァ『ゴヤ――最後のカーニバル』(共訳、白水社)。(2009年2月現在)

 

松井美智子の書籍一覧]

幻視絵画の詩学
スペイン黄金時代の絵画表象と幻視体験

[著者]ヴィクトル・I・ストイキツァ
[訳者]松井美智子

〈表象不可能なもの〉を描く幻視絵画の錯綜したメカニズムをストイキツァが鋭利に解読────
こんにち最も注目される気鋭の美術史家が、幻視絵画の精華である17世紀スペイン絵画に仕掛けられた錯綜したメカニズムを鋭利に読み解き、わたしたちを瞠目すべき結論へと導く。

[書評]
『西日本新聞』2009年3月2日

定価=本体 3,600円+税
2009年2月5日/四六判上製/350頁/
ISBN978-4-88303-237-2


HOME