著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

大友展也
おおとも・のぶや

1961年3月7日生まれ。修士号取得の後、1985年渡独。1990年にドイツ・テュービンゲン大学にて博士号取得。ドイツ・コンスタンツ大学研究プロジェクト助手を経て、現在、岩手大学人文社会科学部助教授。著書にInterlinguale Interferenzerscheinungen(Peter Lang社 1990年)、Kompetenzbezogene Interferenztheorie(idicium社 1991年)、『ゼロから話せるドイツ語』(三修社 2000年)、 『『新着雑報』1650年、世界最古の日刊新聞』 などがある。 訳書にエーリヒ・シュトラスナー『ドイツ新聞学事始』(三元社)。(2004年11月現在)

 

大友展也の書籍一覧]

『新着雑報』1650年、世界最古の日刊新聞

[編著者]大友展也

新聞ジャーナリズムの原点を読み解く────
現存するものとしては最古と言われる日刊新聞、『新着雑報』(ドイツ・ライプツッヒ)がよみがえる。時まさに、30年戦争直後、17世紀中葉の、イングランド・ピューリタン 革命、フランス・フロンドの乱、ヴェネツィアとオスマン=トルコのクレタ戦争など、欧州全土を巻き込む激動の時代――こうした事態の推移が日々いかに伝えられ、読まれていたのか。新聞学・ジャーナリズム発達史の貴重な史料として世界の研究者の注目を集めてきた同紙を、写真原版・ラテン文字表記・現代ドイツ語訳・和訳で復元する。

定価=本体 10,000円+税
2004年11月10日/A5判上製/624頁/ISBN978-4-88303-143-6

ドイツ新聞学事始
新聞ジャーナリズムの歴史と課題

[著者]エーリヒ・シュトラスナー
[訳者]大友展也

ドイツ新聞の歴史的形成・変容と言語学的研究――
近代市民社会の形成と発展、そして現代における世論形成に新聞がはたしてきた役割はおおきい。本書は、17世紀以降、近代、ナチス第三帝国時代をへて現代にいたるドイツ新聞とそのテクストの様式の変遷をテーマ別に詳細に論じ、新聞ジャーナリズムの課題と展望を明らかにする。

定価=本体 3,200円+税
2002年10月25日/A5判上製/272頁/ISBN978-4-88303-106-1


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