著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

小山田義文
おやまだ・よしふみ

1923年、福岡県生まれ。東京外国語大学卒業。中央大学名誉教授。専攻は英語、文学。 著書に『エドガー・ポーの世界』(思潮社)、『アメリカユダヤ系作家』(評論社)、『夢・狂気・神話』(中央大学出版部)、『世紀末のエロスとデーモン』(河出書房新社)、『漱石のなぞ』(平河出版社)。訳書に『第二次世界大戦シリーズ』(共訳、タイム・ライフ社)、『病気はヒトをどう変えたか』(共訳、秀潤社)、『神々の糧』(共訳、第三書館)。(2006年3月現在)

 

小山田義文の書籍一覧]

ゴッホ 千日の光芒

[著者]小山田義文

狂気と明晰の錯乱の只中で芸術と切り結んだゴッホ、最後の千日間の軌跡────
アルルでの「耳切り事件」、サンレミでの精神病院生活、そしてオヴェールでのピストル自殺―。ゴッホが苦しみの中から爆発的な創造力を発揮した1888年2月から1890年7月までの千日間の道程を、東西の芸術・文学の主題と交響させながらたどっていく。

定価=本体 2,000円+税
2006年3月25日/四六判上製/192頁/ ISBN978-4-88303-174-0

ゴヤ幻想
『黒い絵』の謎

[著者]小山田義文

46歳で聴覚を失ったゴヤは、70代半ばから俄然、自邸〈聾の家〉を飾る『黒い絵』連作を描き出した。暗く渦巻き奔騰する作品内面のドラマを読み解きつつ、ゴヤを通底する東西の絵画・文学を渉猟する。

定価=本体 2,500円+税
2002年3月15日/四六判上製/256頁+口絵8頁/ISBN978-4-88303-090-3


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