著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

ノルベルト・シュナイダー
Norbert Schneider

現在、ビーレフェルト大学史学哲学部で美術史の教授。研究分野は多岐にわたり、中世と近世初期および19世紀美術のほか、美学と芸術学の方法論について多くの論著を公刊している。著書、論文:Civitas. Studien zur Stadrtopik und zu den Prinzipien der Architekturdarstellung im fruhen Mittelaltcr. Diss. Munster 1971. (1973年公刊、ミュンスター大学 学位請求論文)〉Zeit und Sinnlichkeit. Zur Soziogenese der Vanitasmoti-vik und des Illusionismus〈, in :Kritische Berischte 8 (1980), H. 4/5, S. 8-34.Sozialgeschichte der Malerei. DuMont, Koln, 1993 (Jutta Heldとの共著)

 

[ノルベルト・シュナイダーの書籍一覧]

作品とコンテクスト
ヤン・ファン・エイク《ヘントの祭壇画》
教会改革の提案

[著者]ノルベルト・シュナイダー
[訳者]下村耕史

精緻なリアリズムが神秘的な象徴を具現化して生まれた奇跡の祭壇画

驚異的技倆をもって、モティーフを顕微鏡的繊細さで再現しえたエイク。中世末期にあっては異例ともいえるそのリアリズムが宗教改革をめざす発注者らの神学的プログラムに適用されて誕生したこの記念碑的祭壇画の象徴的・政治的意味を読み解く。

定価=本体 2,200円+税
2008年8月30日四六判並製/152頁+カラー折込図版/ISBN978-4-88303-232-7

※本書は、1997年に小社から刊行された同書のカバーデザインを新しくしたものです。


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