著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

田中ひかる
たなか・ひかる

1965年生。明治大学法学部教授。主要著書:『ドイツ・アナーキズムの成立―『フライハイト』派とその思想』(御茶の水書房、2002年)。『社会運動のグローバル・ヒストリー ― 共鳴する人と思想』(共編著:ミネルヴァ書房、2018年)。『近代ヨーロッパと人の移動 ― 植民地・労働・家族・強制』(共編著:山川出版社、2020年)など。

 

[田中ひかるの書籍一覧]

平和学と歴史学

アナキズムの可能性

[著者]戸田三三冬
[解題]田中ひかる

エッリーコ・マラテスタを中心とするイタリア社会主義(アナキズム)史の膨大な史料・文献に基づく緻密な先駆的研究の上に、「構造的暴力」と「積極的平和」、世界システム論、フェミニズム、「萃点の移動」、「40億年の私の生命」、禅の呼吸、エンパワメントとエクスポージャー、ロングハウスデモクラシー、身土不二など、多様な考え方と実践を取り込み構想された平和学の中で、「いまここ」の「方法」としてアナキズムが描き出される 。

定価=本体 6,500円+税
2020年8月31日/A5判並製/602頁/ISBN978-4-88303-512-0


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