著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

植田晃次
うえだ・こうじ

大阪大学言語文化研究科教員。専門は社会言語学、朝鮮語学。著書に『グローバル朝鮮語』くろしお出版、 1996年(塚本秀樹・岸田文隆・藤井幸之助との共著)。小学館・韓国金星出版社 共同編集『朝鮮語辞典』小学館、1993年(執筆・校閲)。主要論文に「「共生」の時代における民族と言語、学校」『言語の接触と混交』大阪大学21世紀 COEプログラム「インターフェイスの人文学」、2007年。「「多文化共生」をめぐる現状と未来」『共生を拓く日本社会』同上、2006年。「韓国系民族学校における「共生」」『共生を生きる日本社会』同上、2005年(以上3編は呉恵卿との共著)。「「総聯朝鮮語」の基礎的研究」 『「正しさ」への問い──批判的社会言語学の試み』 三元社、 2001年。(2011年1月現在)

 

植田晃次の書籍一覧]

[新装版]「共生」の内実
批判的社会言語学からの問いかけ

[編著]植田晃次+山下仁

多文化「共生」が唱えられてすでに久しい。しかし「共生」の名のもとに、なにが行われているのか。マジョリティのいう「共生」はマイノリティにどう受けとめられているのか? ことばの問題を通して、「共生」の内実を問い、図式化され、消費される「共生」を救い出す試み。

定価=本体 2,500円+税
2011年1月25日
A5判並製/256頁/ISBN978-4-88303-288-4



[新装版]正しさへの問い
批判的社会言語学の試み

[著者]野呂香代子山下仁

「ことば」をとりまく、無批判に受容されている価値観や、いわゆる権威に保証された規準・規範を今一度疑ってみること。そこから見えてくるものは、何か!そもそも「正しさ」とは、政治的・経済的・文化的な利害関係が交錯する社会のなかでつくられたものにすぎない。「正しい」日本語、「正しい」敬語、「正しい」ことばづかい、といった、その「正しさ」のからくりに迫る試み。

定価=本体 2,800円+税
2009年6月30日/
A5判並製/260頁/ISBN978-4-88303-247-1


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