著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

アンドレアス・フォークトマイヤー
Andreas Vogtmeier

1965年の生まれ。ベルリン自由大学で政治学、歴史、ジャーナリズムの分野を専攻した。その後さまざまな新聞、ラジオ・テレビでジャーナリスティックな活動をする。1991/92年にかけて、「フリードリヒ?=?エーベルト財団」の「社会的な民主主義」アルヒーフの職員として、エーゴン・バール寄贈文庫の学問的な整理を委嘱され、担当した。

 

アンドレアス・フォークトマイヤーの書籍一覧]

西ドイツ外交とエーゴン・バール

[著者]アンドレアス・フォークトマイヤー
[訳者]岡田浩平

西ドイツ外交の歴史でもっとも興味深いのは「東方外交」であろう。建国以来西側ばかりに目を向けていたものを、ソビエト初め東欧諸国との関係改善に力を入れて懸案を解決しようと大きくカジを切った。これが、西ドイツ外交のもっとも躍動した時代を築き、世界の注目を集め、悲願のドイツ統一への道を切り拓いていったのである。その主役にはヴィリー・ブラントの名が挙げられるが、構想上・実践上影の主役を務めたのはエーゴン・バールであった。西ドイツ外交に果たしたバールの考えを中心にすえ、ドイツ統一前後までの外交の舞台裏を詳述する。

定価=本体 6,000円+税
2014年8月15日A5判上製/552頁/ISBN978-4-88303-360-7

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