著訳者紹介 |
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中央研究院社会学研究所研究員、国立清華大学社会学研究所併任教授。元ハーバード大学フェアバンク中国研究センター・ポストドクター。国立清華大学現代中国研究センターの設立に関与。著書『尋租中國:台商、廣東模式與全球資本主義』(臺大出版中心、2019/2023); Rival Partners: How Taiwanese Entrepreneurs and Guangdong Officials Forged the China Development Model (Harvard University Asia Center, 2022)、『第三種中國想像』(左岸、2012)。共編著 China's Influence and the Center-periphery Tug of War in Hong Kong, Taiwan and Indo-Pacific ( Routledge, 2021. Brian Fong, Andrew Nathan と共編)、『 ? 實力製造機:中國在台灣、香港、印太地區的影響力操作與中心邊陲拉鋸戰』(左岸、2022。アンドリュー・ネイサンと共編)、『吊燈裡的巨蟒:中國因素作用力與反作用力』(左岸、2017。蔡宏政・鄭祖邦と共編)、『「中国ファクター」の政治社会学 ?? 台湾社会における中国の影響力の浸透』(白水社、2021。川上桃子と共編)など。『尋租中國』は台湾で複数の賞を受賞。 Rival Partners は米国社会学会より2023年「国際研究者によるグローバルおよびトランスナショナル社会学最優秀書籍賞」を受賞。公式ウェブサイト: https://www.ios.sinica.edu.tw/fellow/wujiehmin |
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[呉介民の書籍一覧] |
[著]呉介民(Wu Jieh-min) 広東モデルなくして中国の台頭はなく、こんにちの中国モデルもなかった。本書は、台商の果たした役割を射程に、 珠江デルタ地域での 長期の現地調査で得た実証的データをグローバル価値連鎖理論に依拠して解読する。台商と在地体制・官僚の同盟関係とその終焉、資本家と国家による農民工への二重搾取、自前の価値連鎖の構築を図る中国の目論見とその制約要因などを論じ、「レントシーキング開発国家中国」の概念を打ち出す。世界が中国の政治・経済の先行きに強い関心を持つ今、本書は全く新しい視座を提供する。 定価=本体 7,000円+税 |