著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

梁川英俊
やながわ・ひでとし

1959年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、鹿児島大学法文学部教授。主要業績に“Merlin dans l’imaginaire breton depuis le XIXe siecle”(IRIS, Centre de recherche sur l’imaginaire - Universite Grenoble 3, 2001)、「ブルターニュにおけるナショナリズムの誕生―『バルザズ・ブレイス』以前のラヴィルマルケ」(一)〜(四)(鹿児島大学法文学部紀要『人文学科論集』第54号〜第57号、2001〜2003年)、「ラヴィルマルケとリューゼル―いわゆる「バルザズ・ブレイス論争」について」(一)〜(八)(鹿児島大学法文学部紀要『人文学科論集』第57号、第59号、第60号、第62号、第64号、第65号、第66号、第70号、2003〜2009年)、“La Bertagne et les minorites japonaises sont-elles comparables?”(Identites et societe de Plougastel a Okinawa, Presses Universitaires de Rennes, 2007)、『〈辺境〉の文化力―ケルトに学ぶ地域文化振興』(編著、鹿児島大学法文学部人文学科、2011年)、『歌は地域を救えるか―伝統歌謡の継承と地域の創造』(編著、鹿児島大学法文学部人文学科、2013年)、『唄者築地俊造自伝―楽しき哉、島唄人生』(共著、南方新社、2017年)、『島の声、島の歌』(編著、鹿児島大学国際島嶼教育研究センター、2019年)『奄美島唄入門』(北斗書房、2020年)、『「かずみ」の時代』(南方新社、2023年)など。

 

[日本ケルト学会の書籍一覧]

ケルト学の現在

[編]日本ケルト学会
[責任編集]梁川英俊・森野聡子

〈幻想〉の宝庫というイメージを纏って喧伝される「ケルト」。――それはなぜか。
紀元前五世紀から長大な時間をかけてケルト概念の上に堆積した歴史の塵を払い、〈学〉としてのケルトの魅力を描出する10篇の論攷。

[書評・紹介]
《南海日日新聞》2024年2月21日
《図書新聞》2024年6月8日、評者:山内淳氏

定価=本体 6,600円+税
2024年3月1日A5判上製/544頁/ISBN978-4-88303-586-1