著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

吉田真悟
よしだ・しんご

1984年生まれ、神奈川県出身。東京外国語大学卒業後、海運会社での勤務を経て、一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了、博士(学術)。上智大学等非常勤講師を経て、現在は一橋大学大学院言語社会研究科専任講師。専門は社会言語学と台湾語研究。主論文に「台湾語における文字選択と「台湾意識」」(三宅和子/新井保裕編『モビリティとことばをめぐる挑戦』、ひつじ書房、 2021)等、著書に『台湾華語(大阪大学外国語学部 世界の言語シリーズ18)』(林初梅共著、大阪大学出版会、 2022)。

 

[吉田真悟の書籍一覧]

台湾語と文字の社会言語学

記述的ダイグラフィア研究の試み

[著者]吉田真悟

漢字とローマ字を中心に様々な表記法で書かれる台湾語を事例として、文字使用の多様性と規範化の有り様を用例の分析と書き手へのインタビュー調査に基づいて記述し、少数言語の文字化という問題に社会言語学的視点から迫る

定価=本体 4,900円+税
2023年1月31日A5判上製/246頁/ISBN978-4-88303-559-5

 

[雑誌『ことばと社会』]

ことばと社会 26号
特集:言語マイノリティ:人権の拡張か、文化遺産の保護か

[編]『ことばと社会』編集委員会

「言語的多様性の尊重」という理念は、今日、国際世論として定着しつつある。その議論や具体的な法制化が多方面にわたって展開される過程を、「話者の権利」と「言語の文化遺産化」という二つの潮流を座標軸として捉えることで、国内外の多様な「言語マイノリティ」、そして「マイノリティ化された言語」の現在を俯瞰する。

定価=本体 2,600円+税
2024年10月25日A5判並製/360頁/ISBN978-4-88303-599-1

ことばと社会 25号
特集:ことばをめぐる包摂と排除

[編]『ことばと社会』編集委員会

[リンク]
本誌掲載の手話連載、榧陽子・小野広祐・森田明著「バイリンガル・バイカルチュラルろう学校、明晴学園の現状」の手話言語版を、YouTubeでご覧いただくことができます。
https://youtu.be/U7UAsbz_KXc

定価=本体 2,600円+税
2023年10月25日A5判並製/268頁/ISBN978-4-88303-581-6


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