著訳者紹介 |
立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科教授。1987年、同志社大学神学部卒業。1990年、サンフランシスコ州立大学大学院修士課程修了(MA in TES/FL)。2003年、シカゴ大学大学院博士課程修了(PhD in Linguistics)。専門は言語学、語用論、社会言語学、言語人類学、社会記号論、批判的応用言語学など。Language and its Double(4 volumes; 2003)、『講座社会言語科学 第5巻:社会・行動システム』(2005)、『批判的社会語用論入門』(2005)、Encyclopedia of Language and Linguistics(2nd edition; 2006)、『記号の系譜』(2008)、『記号の思想』(2009)、『言語人類学から見た英語教育』(2009)、など単著、共著、編著、訳書、論文多数。(2011年3月現在) |
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[小山亘の書籍一覧] |
[著者]小山亘 「敬語」は、なぜ、いかにして「国語学」の言説において、社会文化的象徴として、イデオロギッシュに機能したのか。「京都方言」はいかにして「京都方言」とされたか、「京都方言」となるのか。──本書は、〈言語〉、より一般には〈記号〉、すなわち、〈社会文化的コミュニケーション〉の問題系において、イデオロギーは、どのような意味を持つのか、イデオロギーの持つ記号論的、社会文化的特徴はどのように性格づけられるのか、それを明らかにすることにより、言語、方言、語用、記号、社会文化的コミュニケーション、そして、それらを対象とする諸学、全ての学知が、どのような意味でイデオロギー的であると言えるのかを、できるだけ精確に明示する。 定価=本体 5,600円+税 |
[著者]小山亘 全体、再帰、批判(内在的批判)、歴史。ボアス以来の人類学、パースからヤコブソンへと展開してきた記号論を融合した社会記号論系言語人類学。「知」が断片と化したこの時代、ことばと社会、文化、歴史の学として体系性と包括性、全体性を求める、その反時代的な営みの可能性を明らかにする。 定価=本体 4,600円+税 |
[著者]マイケル・シルヴァスティン 難解をもって知られる、現代北アメリカを代表する言語人類学者の論考に詳細な解説をつけた、はじめての論集。オリゴを基点としたコミュニケーション過程のなかに、文法、語用、談話、社会、文化、心理、歴史、その全てを統一的に捉えなおす精緻な理論。言語、認知、相互行為など、コミュニケーション実践に焦点を据えた現代社会文化研究の先端、極限を<今ここ>に刻印する。社会文化コミュニケーション論による「言語学」の超克、そして、「認知科学」、「人類学」の再構築。 定価=本体 5,500円+税 |
[著者]ヤコブ・L・メイ 語用論の社会学的転回 定価=本体 5,500円+税 |