著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

マイケル・ベタンコート
Michael Betancourt

1971年生まれ。映画の研究でテンプル大学を卒業後、マイアミ大学で映画史家のウィリアム・ロスマンのもとで、美術史、コミュニケーション/映画研究と歴史を中心に学際的研究により博士号を取得する。歴史家、理論家として芸術や映画関係の専門誌に論文を寄稿する一方、ヴィジュアル・ミュージック、グリッチ・アートのヴィデオ作品など、アーティストとしても国際的に作品発表を行っている。近著に『Synchronization and Title Sequences』(2017)、『Harmonia: Glitch, Movies and Visual Music』(2018)などがある。現在、ジョージア州のサヴァンナ造形芸術大学教授。

 

マイケル・ベタンコートの書籍一覧]

モーション・グラフィックスの歴史

アヴァンギャルドからアメリカの産業へ

[著者]マイケル・ベタンコート
[監訳者]伊奈新祐
[訳者]水野勝仁西口直樹

“カラー・ミュージック”や“ヴィジュアル・ミュージック”にその起源をもつ「モーション・グラフィックス」は、20世紀初めの前衛映画や実験映画において誕生し、映画産業やテレビ業界が商業的に応用する中で発展した。映画、デザイン、CM、アニメーション、ヴィデオ・アート、ゲームなど、各ジャンルのパイオニアの貢献を追い、従来の映画史・美術史・デザイン史からこぼれ落ちたその理論と歴史を概観する。

定価=本体 4,000円+税
2019年3月15日/A5判並製/426頁/ISBN978-4-88303-481-9


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