著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

原佑介
はら・ゆうすけ

1980年日本出身。立命館大学大学院先端総合学術研究科で博士号を取得。共著に『戦後史再考』(西川長夫ほか編、平凡社、2014年)。おもな論文に「「引揚者」文学から世界植民者文学へ―小林勝、アルベール・カミュ、植民地喪失」(『立命館言語文化研究』第112号、2013年)、「害虫たちのジェノサイド、益虫たちのユートピア」(『生存学』第9号、2016年)などがある。

 

原佑介の書籍一覧]

植民地がつくった近代

植民地朝鮮と帝国日本のもつれを考える

[著]尹海東
[訳]沈煕燦+原佑介

怪物としての民族主義を越えて!
あらゆる近代は、すべからく植民地近代である。韓国歴史学における、親日か反日かの閉鎖回路からの脱出をはかり、植民地収奪論/近代化論の対立をのりこえ、東アジアにおけるトランスナショナル・ヒストリーの可能性をさぐる。――韓国の民族主義に批判の一石を投じ、「韓国歴史学界の異端児」と恐れられる尹海東の本邦初の単著。

定価=本体 3,600円+税
2017年4月25日四六判上製/360頁/ISBN978-4-88303-437-6

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