著訳者紹介 |
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青山学院大学名誉教授。専門分野:ブリテン近現代史。主要業績:『イギリス帝国と世界システム』(晃洋書房、二〇〇〇年)、『内なる帝国・内なる他者──在英黒人の歴史』(晃洋書房、二〇〇四年)、『ウェールズの教育・言語・歴史─哀れな民、したたかな民』(晃洋書房、二〇一六年)、『英語の帝国──ある島国の言語の一五〇〇年史』(講談社選書メチエ、二〇一六年)、『ブリテン帝国史のいま──グローバル・ヒストリーからポストコロニアルまで』(晃洋書房、二〇二一年)など。 (2024年3月現在) |
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[平田雅博の書籍一覧] |
本書は、「翻訳」を歴史的な事象の中でとらえ直していくことを目的とするものである。 定価=本体 3,000円+税 |
[編]平田雅博+原聖 帝国あるいは近代国家においても、その領域には複数の政治体やネイション(国民・民族)が暮らしており、複数の言語が話されていた。ましてそれぞれの辺境地域では、より錯綜した多言語状況が存在していた。統治する側は、そうした地域の多言語状況をどのように捉え、対応したのか。そしてそこに暮らす人々にどのような結果をもたしたのかを、検証していく。 定価=本体 2,300円+税 |
[著者] ロバート・フィリプソン 英語はいかにして世界を支配したのか? 英語教育が果たしてきた役割とは? 論争の書、待望の邦訳。――――グローバル化の時代に英語教育を推進することは、必然なのか。英語は、いかにして世界のヘゲモニー言語となったのか。第三世界における英語学習への「援助」は、南北間の不平等や搾取の永続化に資したのではないか。英語教育の専門家は、ヘゲモニーを確立する過程で、またその維持のために、いかなる役割を果たしているのか。言語政策・言語教育への批判的・総合的アプローチ。 定価=本体 3,800円+税 |