著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

石剛
SHI Gang

広東外語外貿大学講座教授・成蹊大学文学部教授。編著書に、『植民地支配と日本語』(三元社、1993年)、『日本植民地言語政策研究』(明石書店、2005年)、『「牛鬼蛇神を一掃せよ」と文化大革命』(三元社、2012年)など。最近の論文に、「東アジアの近代と言語認識」(2013年)、「近代日本言語創製のアジア的意味」(2014年)、「戦後日本言語計画一瞥」(2015年)などがある。(2016年9月現在)

 

[石剛の書籍一覧]

危機言語へのまなざし

中国における言語多様性と言語政策

[編者]石剛

多民族・多言語多文字社会である中国における「調和的言語生活の構築」とは、何を意味しているのか。言語政策の現代的展開を追いつつ、その実施過程に現れた諸問題と「言語意識」の危機的状況を明らかにするとともに、圧倒的力を持つ「普通話」(=国語)のもとでの危機に瀕した(方言を含めた)少数言語の現状と、その位置づけを展望する。

定価=本体 3,000円+税
2016年9月5日
A5判並製/204頁/ISBN978-4-88303- 409-3

「牛鬼蛇神を一掃せよ」と文化大革命

制度・文化・宗教・知識人

[編著・監訳者]石剛

文化大革命は、何処からきて、何をなし、何をのこしたのか。中国国内第一線の研究者らによる、内なる視点を生かした研究から見えてくるものは、何か。

定価=本体 5,000円+税
2012年3月31日A5判並製/428頁/ISBN978-4-88303-306-5

[増補版] 植民地支配と日本語
台湾、満洲国、大陸占領地における言語政策

[著者]石剛

神になった日本語───
日本語はなぜ「神」になったのか。植民地支配のなかで「日本語の普及」とは、どんな意味を与えられていたのか。戦前・戦中の言語政策の実体を明らかにするとともに、そこに映しだされる日本人の言語観との関係を問う。
(1992年刊初版に増補)

定価=本体 2,500円+税
2003年1月31日/四六判並製/256頁/ISBN978-4-88303-107-8


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