[目次]
まえがき 003
日本語版へのまえがき 006
第T部
1 植民地時代における近代韓国美術序説 013
2 西洋との最初の出会い 万国博覧会での韓国の展示物 045
3 論争のモダニティ 「新しい女性」と「モダン・ガール」の表象 067
4 ミレーの農民のイメージ アジアでの受容のされかた 093
5 李仁星の「郷土色」 民族主義、あるいは植民地主義 113
6 一九三〇年代、東京の韓国前衛グループ 131
7 韓国近代彫刻 159
第U部
8 解放後の韓国美術序説 179
9 韓国の「アンフォルメル」運動 205
10 東洋のリリシズムを求めて 金煥基の作品 239
11 二つの伝統 一九七〇年代のモノクローム・アートと一九八〇年代の「民衆」美術 263
12 一九九〇年代の韓国のコンテンポラリー・アート 279
補遺1 国境を超えたアイデンティティの確立 ナムジュン・パイクと李禹煥 289
補遺2 高裕燮の業績と限界 韓国美術史の泰斗 303
訳者あとがきと解説 319
索引 i
注 x
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