著訳者紹介 |
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京都橘大学教授。博士(文学・大阪大学)。『〈プリミティヴィスム〉と〈プリミティヴィズム〉 ― ―文化の境界をめぐるダイナミズム』三元社、2009年;『アンリ・マティス『ジャズ』再考 ― ―芸術的書物における切り紙絵と文字のインタラクション』三元社、2016年;『ピカソと人類の美術』(共著、大保二郎、永井隆則編)、三元社、2020年;『戦争と文化― ― 第二次世界大戦期のフランスをめぐる芸術の位相』(編著)、三元社、2022年。(2025年2月現在) |
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[大久保恭子の書籍一覧] |
[編者]大久保恭子 21世紀になって可能になった視点でマティスの人生と作品をのぞきこめば、いくつもの複雑な像が万華鏡のように出現する。未来をひらく8つのマティス研究。 定価=本体 3,500円+税 |
[編]大久保恭子 芸術・文化はつねに政治的側面を内包し、国家の存亡をかけた戦時下ではその相関関係はより緊密になる。 定価=本体 3,600円+税 |
[著者]大久保恭子 「切り紙絵は私に色の中で素描することを可能にした」 [書評・紹介] 定価=本体 5,200円+税 |
[著者]大久保恭子 アフリカやオセアニアの非西欧の造形物は西洋文化圏においてどのように言説化/視覚化されたのか? マチスやゴーガンら“発見者”であるフランスと、それを受容し、自国のアイデンティティ確立に組み込んだアメリカ。相互の概念のずれを鋭く指摘するなかで、〈プリミティヴィスム〉あるいは〈プリミティヴィズム〉をめぐる言説が、20世紀の美術史の中でいかに形成され、どのような意味を担ってきたかを問う。 [書評] 定価=本体 2,800円+税 |
[編]永井隆則 作品は抽象的な内省の産物ではない。 定価=本体 2,700円+税 |
[著者]金英那(キム・ヨンナ) 日本帝国主義の「残りかす」、西洋美術の「ものまね」といわれながらも、絶えずその独自性を追求しつづけた「20世紀韓国美術」の激動の100年史。その圧倒的な活力と魅力のゆえんを論じきった、初の通史。 [書評] 定価=本体 4,000円+税 |