ジョン・デューイの美学・芸術教育論集

[著者]ジョン・デューイトーマス・マンローアルバート・ C ・バーンズ
     ヴィオレッテ・デ・メイジア
[訳者]中村和世

民主主義に根差した自律的な生き方をつくり出すために、美術教育は何ができるのか。――約百年前の教育理論から、その解が導かれる。

【電子書籍版もあります】

定価=本体 3,400円+税
2025年2月20日A5判並製/296頁/ISBN978-4-88303-600-4


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[目次]

訳者まえがき  3

  凡例  6

第1部 芸術教育の原理と方法
  想像と表現(一八九六年)  14
  教育における美的要素(一八九七年)  28
  教育における芸術(一九一一年)  32
  個性と経験(一九二六年)  40

第2部 美学・芸術心理学
  美的感覚(一八八七年)  52
  情動的思考(一九二六年)  72
  芸術哲学(一九三八年)  82

第3部 美術館教育
  バーンズ財団除幕式での献辞(一九二五年)  102
  『ルノワールの芸術』への序文(一九三五年)  108
  装飾芸術博物館の教育的機能(一九三七年)  116
  私達の遺産としての芸術(一九四〇年)  126

第4部 民主主義の文化形成論
  教育における教養と産業(一九〇六年)  134
  教育における社会的目的(一九二三年)  148
  政治と文化(一九三二年)  166
  創造的な民主主義―目の前にある課題 (一九三九年)  178

第5部 バーンズ財団の芸術教育論
  トーマス・マンロー
  美術教育のための建設的プログラム(一九二五年)  192

  アルバート・C・バーンズ、ヴィオレッテ・デ・メイジア
  方法(一九三五年)  212
  視ることを学ぶ(一九三五年)  222
  表現と形態(一九三五年)  238
  経験と成長(一九三五年)  256

訳者解説  273

  底本書誌情報  ?293