著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

アルバート・C・バーンズ
Albert C. Barnes

1872年~1951年。ペンシルバニア州フィラデルフィア出身の実業家、美術蒐集家、美術批評家、美術教育者。1892年にペンシルバニア大学で医学博士号を取得した後、ドイツに渡り、ハイデルベルク大学で製薬化学を学んだ。1908年に製薬会社 A.C. バーンズ社を創設。消毒薬のアルジロールの発明で財を成し、印象派とポスト印象派を中心とした絵画、アフリカ彫刻やネイティブ・アメリカンの工芸品などを蒐集し、1922年、鑑賞の促進を目的とした教育機関であるバーンズ財団をペンシルバニア州から認可を受けて設立した。1920年代のニュー・ニグロ運動に積極的に関わり、アフリカ美術の認識を高めることに貢献するほか、アフリカ系アメリカ人の高等教育の質的向上にも尽力した。

 

[アルバート・C・バーンズの書籍一覧]

ジョン・デューイの美学・芸術教育論集

[著者]ジョン・デューイトーマス・マンロー/アルバート・ C ・バーンズ/
     ヴィオレッテ・デ・メイジア
[訳者]中村和世

民主主義に根差した自律的な生き方をつくり出すために、美術教育は何ができるのか。――約百年前の教育理論から、その解が導かれる。

【電子書籍版もあります】

定価=本体 3,400円+税
2025年2月20日A5判並製/296頁/ISBN978-4-88303-600-4


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