著訳者紹介


パトリック・ハインリッヒ
Patrick Heinrich

独協大学外国語学部准教授。専門は社会言語学、危機言語記録保存。著書:Patrick Heinrich & Yuko Sugita (編):Japanese as a Foreign Language in the Age of Globalization. Munich:Iudicium、2008年。主要論文:ハインリッヒ・パトリック & 杉田優子「危機言語記録保存と言語復興の統合へ向けて」『社会言語科学会』2009年02月“Debate on English as an Official Language in Japan” in: Florian Coulmas(編):Language Regimes in Transformation. Future Prospects for German and Japanese in Science, Economy and Politics. Berlin: Mouton de Gruyter、2007年
“Language Planning and Language Ideology in the Ryukyu Islands”in: Language Policy 第3巻 第2号、2004年。(2010年8月現在)

 

パトリック・ハインリッヒの書籍一覧]

言語意識と社会
ドイツの視点・日本の視点

[編著者]山下仁渡辺学高田博行

言語を意識するとは、どういうことなのだろうか?
意識は、どのように、言語化されるのだろうか?
言語と意識は、社会とどのように取り結ばれているのだろうか?

定価=本体 3,700円+税
2011年2月15日
A5判上製/296頁/ISBN978-4-88303-282-2



言語的多様性という視座
ことばと社会 別冊3

[編]『ことばと社会』編集委員会

言語的多様性維持のために、いかなる政策が可能か。沖縄・中国・アフリカを例に、言語の「持続可能性」について理論と実際の両面からそのあり方を探る。最新の危機言語研究。

定価=本体 2,300円+税
2010年10月31日
A5判並製/232頁/ISBN978-4-88303-279-2

東アジアにおける言語復興
中国・台湾・沖縄を焦点に 

[編著者] パトリック・ハインリッヒ+松尾慎

中国、台湾、沖縄などの危機言語へのフィールドワークから、記述研究と復興研究を総合的に捉え、研究者、スピーチ・コミュニティーが共同で行う、言語復興のための危機言語研究の新たな方向性と在り方を探る。

定価=本体 3,000円+税
2010年8月31日/A5判並製/280頁/ISBN978-4-88303-259-4