著訳者紹介 |
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1957年、群馬県生まれ。1997年、東京大学大学院人文社会研究科博士課程修了(文学博士)。 2001年、ピサ高等師範学校大学院文哲学コース博士課程修了(文学博士)。武蔵野美術大学講師、大阪芸術大学助教授を経て、現在、大阪芸術大学芸術学部教授。専門はルネサンス期イタリア彫刻、明治期日伊交流史。 『ヴェネツィアと日本――美術をめぐる交流』、『ルネサンスの彫刻―― 一五・一六世紀のイタリア』、セッティス『絵画の発明――ジョルジョーネ「嵐」解読』(共訳)など。(2009年3月現在) |
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[石井元章の書籍一覧] |
[著者]ローナ・ゴッフェン フランチェスコ修道会の教会サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂はヴェネツィアという特異な地における宗教、政治、美術の独特な関係性を具現している。有力貴族ペーザロ家の華々しいパトロネージによってこの聖堂に掲げられたベッリーニ、ティツィアーノの不朽の祭壇画や、彫刻装飾。彼らはこうした美術作品の寄進によって何をなしえると信じたのか? 宗教史、社会史、美術史の手法を綿密によりあわせることでルネサンス期のヴェネツィアがあざやかに蘇る。 定価=本体 4,000円+税 |