著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

仲潔
なか・きよし

岐阜大学教育学部准教授。専門:社会言語学、言語文化教育学(英語)。主要業績:[著書]『英語教育のための国際英語論:英語の多様性と国際共通語の視点から』、共著、大修館書店、2020年。『これからの英語教育の話をしよう』共著、ひつじ書房、2017年。[論文]“Professional Development for Pre-service English Language Teachers in the Age of Globalisation”, in Hashimoto Kayoko & Van-Trao Nguyen eds. Professional Development of English Language Teachers in Asia: Lessons from Japan and Vietnam, Routledge, 2018, 76-91. (2021年1月現在)

 

[仲潔の書籍一覧]

対抗する言語

日常生活に潜む言語の危うさを暴く

[編著者]柿原武史+仲潔+布尾勝一郎山下仁

本書に通底する基本的なテーマは、社会における言語問題および言語政策・言語教育政策である。言語をめぐる昨今の議論や動向をみてみると、世の中の危うさが浮き彫りとなる。「グローバル時代だから」「多文化共生のために」「バリアフリーをめざして」などの美辞麗句が並べられ、誰も反対できないようなスローガンが掲げられる――。そんなときにこそ、日常生活に根付く言語問題・言語(教育)政策の背後にある諸問題を明るみに出し、批判的な眼差しを持ち、思考停止に陥ることなく、本質を見失うことなく議論していかねばならない。

定価=本体 3,500円+税
2021年1月20日/A5判並製/392頁/ISBN978-4-88303-523-6

行動する社会言語学

ことば/権力/差別U

[編著]かどや・ひでのりましこ・ひでのり

ことばへの権利とはなにか
ことばや障害が原因となって社会的に排除される現象や、社会言語学として提示されているさまざまな記述を再検証し、さらに問題として認知すらされていない、ことばやコミュニケーションにかかわる諸問題を発見し、少数者/情報弱者にひらかれた新しい言語観を提示する。

定価=本体 3,000円+税
2017年12月15日
A5判並製/320頁/ISBN978-4-88303-449-9


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