著訳者紹介 |
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関西学院大学商学部教授。専門:社会言語学、スペイン語圏を中心とする言語政策研究。主要業績:[著書]『今そこにある多言語なニッポン』共編著、くろしお出版、2020年。[論文]“ A difusion exterior do galego e a diaspora galega”, Madrygal. Revista de Estudios Gallegos, 22, 2019, 277-284. 「多言語国家スペインにおける地域言語と外国語教育」泉水浩隆編『ことばを教える・ことばを学ぶ 複言語・複文化・ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)と言語教育』行路社、2018年、129-146。 (2021年1月現在) |
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[柿原武史の書籍一覧] |
本書に通底する基本的なテーマは、社会における言語問題および言語政策・言語教育政策である。言語をめぐる昨今の議論や動向をみてみると、世の中の危うさが浮き彫りとなる。「グローバル時代だから」「多文化共生のために」「バリアフリーをめざして」などの美辞麗句が並べられ、誰も反対できないようなスローガンが掲げられる――。そんなときにこそ、日常生活に根付く言語問題・言語(教育)政策の背後にある諸問題を明るみに出し、批判的な眼差しを持ち、思考停止に陥ることなく、本質を見失うことなく議論していかねばならない。 定価=本体 3,500円+税 |
[編]『ことばと社会』編集委員会
定価=本体 2,300円+税 |
[編]『ことばと社会』編集委員会
定価=本体 2,300円+税 |