著訳者紹介 |
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1964年、生まれ。1989年、法政大学文学部卒業、東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程中退。2004年、博士(学術)取得(東京外国語大学)。専攻、日本近代史・日本思想史。 廈門大学外文学院講師を経て、2009年10月現在、東京外国語大学国際日本研究センター専任講師。著書:『荒川の部落史』(共著、現代企画室、1999年)、『木下川地区のあゆみ・戦後編』(共著、現代企画室、2005年)。 論文:「『もののあはれ』の美学的構造とその反―可能性」(『季刊日本思想史』69号、2006年)、「この時代の疲労と歓喜――賈樟柯『三峡好人』の映像言語」(東京外国語大学海外事情研究所『クアドランテ[四分儀]――地域・文化・位置のための総合雑誌』9号、2007年)、「ある想念の系譜――鹿島開発と柳町光男『さらば愛しき大地』」(東京外国語大学海外事情研究所『クアドランテ[四分儀]――地域・文化・位置のための総合雑誌』 10号、2008年)等。 |
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[友常勉の書籍一覧] |
[著者]友常勉 本居宣長〔始まり〕の創出――一 定価=本体 2,400円+税
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清末民初、開国から辛亥革命、資本主義の急成長、プロレタリア革命による政権奪取、文化大革命、そして再び実行された改革開放の政策……。度重なる社会変革の影響は、例外なく女性の心身にも及んだ。激変する20世紀中国100年間の政治、経済、文化的な要請が女性の形象を変容させ、時代時代の〈美女〉を決定してきた。彼女たちの姿 ─ 服装、アクセサリー、しぐさ、振る舞い ─ の変容はすなわち、豊かな歴史的内容を含んでいる。女性たちの生をとらえた600点余の写真が、「もうひとつの歴史」を語る。 [書評] 定価=本体 2,600円+税 |