著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

東雅夫
ひがし・まさお

アンソロジスト、文芸評論家。早稲田大学日本文学科卒。『幻想文学』編集長を経て、現在は怪談専門誌『幽』編集顧問。ふるさと怪談トークライブ代表。著書『遠野物語と怪談の時代』(角川選書、二〇一〇年)で日本推理作家協会賞(評論その他部門)を受賞。著書に『文学の極意は怪談である』(筑摩書房、二〇一二年)、編纂書に『たそがれの人間 佐藤春夫怪異小品集』(平凡社ライブラリー、二〇一五年)、監修書に『怪談えほん』シリーズ(岩崎書店、二〇一一年)ほか多数。

 

東雅夫の書籍一覧]

怪異を語る

伝承と創作のあいだで

[著]京極夏彦常光徹・東雅夫・太田晋喜多崎親
[編]喜多崎親

民間伝承、文学、芸能、美術――あやかしを「語る」手法の発明、継承、変容。
「今までの怪談に対する書き手、読み手の意識というものは、インターネットによって明らかに別の段階に踏み込んでいるなと確かに感じています。」 ――東雅夫
「「世間話」は(……)まことしやかに話されるため、聞き手にとって他人事ではないある種の共感を伴った怖さを呼び起こす、そういうリアリティーがあります。」 ――常光徹
〈成城学園創立一〇〇周年、成城大学文芸学部創設六〇周年記念シンポジウム報告書〉

[書評・紹介]
《図書新聞》2017年6月3日
《日経新聞》2017年6月1日、「目利きが選ぶ3冊」、評者:小谷真理氏
『幽』27号「おばけずきフォーラム」、執筆者:喜多崎親氏

定価=本体 1,400円+税
2017年3月10日/四六判並製/160頁/ISBN978-4-88303-422-2

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