著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

井口壽乃
いぐち・としの

静岡県生まれ。筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了、博士(芸術学)。現在、埼玉大学教養学部助教授(専門は映像論、デザイン史)。著訳書に『アヴァンギャルド宣言――中東欧のモダニズム』(共編著、三元社)、 『ハンガリー・アヴァンギャルド――MAとモホイ=ナジ』(彩流社)、『ハンガリーを知る47章』(共著、明石書店)、『世界写真史』(共著、美術出版社)、『写真の歴史』(共訳、美術出版社)、ミランカ・トーディチ『写真とプロパガンダ』(荒島浩雅訳、 井口壽乃附論 、2009、三元社)他(2009年7月現在)

 

[井口壽乃の書籍一覧]

写真とプロパガンダ 1945-1958

[著者]ミランカ・トーディチ
[訳者]荒島浩雅

第二次大戦後のユーゴスラヴィア、チトー政権下、「あたらしい人間」の形成をめざす、ユートピア性を帯びた社会主義思想をプロパガンダするために生み出された大量の写真から、そのレトリックを抽出する。附論/井口壽乃。

定価=本体 3,000円+税
2009年7月25日/
B5変形判上製/192頁/ISBN978-4-88303-249-5
 

アヴァンギャルド宣言
中東欧のモダニズム

[編者]井口壽乃+圀府寺司

第一次大戦後〜1920年代、中東欧で燃え上がったアヴァンギャルド芸術運動におけるマニフェストを集成する初の試み。
第一次大戦後、芸術による社会変革をめざした中東欧の芸術家達は、民族・国境を越えたアヴァンギャルド芸術運動を繰り広げ、各理念を表明する雑誌を公刊した。長い間ベールに包まれてきたそれらマニフェストを集め、交流関係を繙くことにより、ここに初めてその全体像を浮き彫りにする。

[書評]
『美術手帖』2005年11月号

定価=本体 3,300円+税
2005年9月5日/A5判上製/304頁/ ISBN978-4-88303-161-0


HOME