著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

名和克郎
なわ・かつお

東京大学東洋文化研究所教授。博士(学術)。専攻は人類学、ヒマラヤ民族誌。著書に『ネパール、ビャンスおよび周辺地域における儀礼と社会範疇に関する民族誌的研究 ─ もう一つの<近代>の布置』(三元社、 2002 年)、共編著に Social Dynamics in Northern South Asia Vol. 1 & Vol. 2 (Manohar, 2007)、『グローバリゼーションと〈生きる世界〉 ─ 生業からみた人類学的現在』(昭和堂、2011年)他がある。(2017年3月現在)

 

名和克郎の書籍一覧]

体制転換期ネパールにおける「包摂」の諸相

言説政治・社会実践・生活世界

[編]名和克郎

多民族・多言語・多宗教・多文化性を前提とした連邦民主共和制に向けた転換期のネパールを生きる人びとの歩み、その主張と実践がおりなす布置を「包摂」を梃子に明らかにすると同時に、「包摂」をめぐる現象を民族誌的状況(生活世界)の中に位置付け、「統合」から「包摂」へと転換した「民主化」のいまを描きだす。

定価=本体 6,300円+税
2017年3月17日A5判上製/592頁/ISBN978-4-88303- 433-8

ネパール、ビャンスおよび周辺地域における儀礼と社会範疇に関する民族誌的研究
もう一つの〈近代〉の布置

[著者]名和克郎

チベット国境付近にあるビャンス地方、そこでは、どんな言語が話され、どんな生活が営まれているのか。もちろん日本で唯一のビャンジー語話者である著者が、民族学的方法論を批判的に検証しつつ、いま、民族誌を編むことを自らに問いかけながら描き出した、人々の生活と、その指し示すもの。

[受賞]
第30回(2004年)「澁澤賞」(公益信託澁澤民族学振興基金・主催)

定価=本体 6,000円+税
2002年2月25日/A5判上製/504頁/ISBN9784-88303-092-7


[雑誌『ことばと社会』]
ことばと社会 20号
特集:東京 ことばと都市の統合的理解へ

[編]『ことばと社会』編集委員会

 

定価=本体 2,300円+税
2019年1月25日
A5判並製/220頁/ISBN978-4-88303-474-1

ことばと社会 10号
特集:社会言語学再考

[編]『ことばと社会』編集委員会

 

定価=本体 2,300円+税
2007年6月30日
A5判並製/262頁/ISBN978-4-88303-187-0

脱帝国と多言語化社会のゆくえ
ことばと社会 別冊2

[編]『ことばと社会』編集委員会

 

定価=本体 2,500円+税
2005年6月25日/A5判並製/322頁/ISBN978-4-88303-151-1

ことばと社会 4号
特集:メディアと多言語

[編]『ことばと社会』編集委員会

 

定価=本体 2,200円+税
2000年11月25日/A5判並製/227頁/ISBN978-4-88303-074-3


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