著訳者紹介 |
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立正大学心理学部教授、群馬大学名誉教授。専門は教育史、教育方法学、オーラルヒストリー、記録史料学。 主要業績に「大学進学の始まりと旧制高等学校教育の起源―明治七年三月のモルレーの建言のもたらしたもの」『東京大学史紀要』一四号(東京大学史史料室、一九九六年)、「台北高等学校と台湾の民主化―辜振甫の姿をとおして」林初梅・黄英哲編著『民主化に挑んだ台湾―台湾性・日本性・中国性の競合と共生』(名古屋:風媒社、二〇二一年)、「台北高等学校の戦後―日本が過去になった時に起こったこと」林初梅・所澤潤・石井清輝編著『二つの時代を生きた台湾―言語・文化の相克と日本の残照』(東京:三元社、二〇二一年)など。台湾引揚者と台湾人のオーラルヒストリーも多数。(2025年4月現在) |
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[所澤潤の書籍一覧] |
台湾から30万以上の日本人が引揚げた。それから80年近く経った今でも、当時を記憶し、「故郷」台湾を想う引揚者がいる。台湾引揚とは何か? 台湾側の視点、沖縄出身者の境遇も踏まえ、その経験に迫る。 定価=本体 3,800円+税 |
台湾人にとっての「日本」とは 定価=本体 3,800円+税 |
[編者]所澤潤+林初梅 終戦以前の台湾における「日本」は、いかにして台湾人の記憶となったのだろうか。記憶は、戦後日本との「再会」によって構築され興味深い展開となったが、その全貌は明かされていない。本書では文学、歌謡、映画、看護婦、家屋、学校に現れたさまざまな「日本」から、そのあり方、変容を探る。 [書評・紹介] 定価=本体 3,500円+税 |