著訳者紹介


*データは原則として刊行時のものです*

 

水島尚喜
みずしま・なおき

聖心女子大学教授。1957年生まれ。東京学芸大学大学院修了後、山形大学助教授等を経て、1997年より現職。その間、美術科教育学会代表理事、全国大学造形美術教育教員養成協議会会長、公益社団法人日本美術教育連合理事、文科省学習指導要領作成協力者(小学校「図画工作」・中学校「美術」)、ローハンプトン大学(英)客員教授など。現在、日本美術教育研究会会長、公益財団法人美育文化協会理事、NPO法人CCAA理事、公益財団法人才能開発教育研究財団評議員、日本色彩教育研究会監事、文科省検定教科書「図画工作」代表著者、JICAカンボジア王国芸術教育支援事業芸術教育プログラム作成に関するアドバイザリー・グループ委員など。著書に『造形教育実践全集』(日本教育図書センター)など多数。訳書にE. W. アイスナー『美術教育と子どもの知的発達』(共訳、黎明書房)。近年は、美術文化と子どもの造形行為のミッシングリンクを埋めるべく、海外における教育支援活動にも力を入れている。(2021年3月現在)

 

[水島尚喜の書籍一覧]

《黄金の林檎》の樹の下で

アートが変えるこれからの教育

[著]田窪恭治高階秀爾・聖心女子大学
[編著]
水島尚喜・永田佳之

「人間として在る」ための学びと、アートはいかにかかわるのか――。
アートと出会った瞬間に「あっ、すごい!」と直感し、他者や世界と融和する子どもたちの「共生的感性」や、「生命」のつながりに美を見る「自然との共生」の思想から、そのすがたを探る。
「共生」「持続可能性」「多様性」の象徴として東京・広尾の聖心女子大学に誕生した田窪恭治のモザイク壁画《黄金の林檎》をめぐってくり広げられた、現代社会におけるアート、そして教育論。2017年の完成記念シンポジウム、待望の書籍化。

[書評・紹介]
「ひつじcafe(子ども・ART・文化)」2021年4月21日
「artscape」2021年5月15日号、「カタログ&ブックス」
『教育美術』2021年6月号 (公益財団法人 教育美術振興会)、評者:藤江充氏
『美術科教育学会通信』No.107(2021年6月20日)、「書評」、評者:永守基樹氏
《日本経済新聞》2021年6月25日、夕刊
Pedagogia Oggi (今日の教育学) Vol.19, No.2 (2021-12-23), p.193, Reviewer: Rita Casadei
Rita Casadei & Naoki Mizushima, “Learning to be human through and for life-cycle: the key-role of art”, formazione insegnamento (European Journal of Research on Education and Teaching) Vol.19, No.3 (2021), pp.13-27.

定価=本体 2,300円+税
2021年3月20日/A4判変形・並製/88頁(図版カラー)/ISBN978-4-88303-527-4

美術教育ハンドブック

[監修]神林恒道ふじえ みつる

アートして、人間をつくる。
美術教育とは何か、何ができるのか。多方面からアプローチして全体像を俯瞰することで、その可能性のひろがりと、基礎に通底するひとつながりの道が見えてくる。幼児・学校教育、地域や美術館における社会教育など、「美術」と「教育」にかかわるひとのための道しるべ。

定価=本体 2,600円+税
2018年3月25日
A5判並製/264頁/ISBN978-4-88303-452-9


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