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【原稿募集】『ことばと社会』では、23号(2021年10月刊行予定)の原稿を募集しています。詳しくはコチラをご覧ください。 ★2021.03.05
石ア貴比古著『日本における天竺認識の歴史的考察』が出来ました。 |
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[著者]石ア貴比古 日本列島において、人々は二つの隣国を鏡にして、国の自画像を描いてきた。直接交渉を持った巨大な中国と、彼方に夢想した仏教の聖地・天竺である。日本・中国・天竺からなる三国世界観は、江戸時代に新しい世界認識・五大州へとその座を譲った。そして現在、仏教の聖地はインドという名で呼ばれている。 定価=本体 5,200円+税 |
[著者]東村岳史 アイヌ民族に関わる和人の当事者性を問う。 定価=本体 4,200円+税 |
[著者]石鍋真澄・幸福輝・大保二郎・佐藤直樹・喜多崎親 ローマこそ芸術家あこがれの都。 定価=本体 1,500円+税 |
本書に通底する基本的なテーマは、社会における言語問題および言語政策・言語教育政策である。言語をめぐる昨今の議論や動向をみてみると、世の中の危うさが浮き彫りとなる。「グローバル時代だから」「多文化共生のために」「バリアフリーをめざして」などの美辞麗句が並べられ、誰も反対できないようなスローガンが掲げられる――。そんなときにこそ、日常生活に根付く言語問題・言語(教育)政策の背後にある諸問題を明るみに出し、批判的な眼差しを持ち、思考停止に陥ることなく、本質を見失うことなく議論していかねばならない。 定価=本体 3,500円+税 |
[著]木下宏一 それ大亜細亜復興の 長計夢寐に忘れねど…… 定価=本体 2,700円+税 |
「日常の多言語化」現象 定価=本体 3,650円+税 |
[著者]馬場大介 日本のゲルマニスティクから投じられる一石が、明治時代の日独交流のリアルな様相を精緻に描き出す。日本のドイツ文学とドイツの日本学の開祖は、いかにしてドイツ語の日本文学史を書き上げたのか。その記述に基づき、日本人の研究協力を通じて、日独の学術的要素が混ざり合い変形していく知的なあり様を具体的に論じる。本書の波紋は、現代の日本文学研究の起源へと及ぶ。 定価=本体 3,200円+税 |
子供たちの、生き方につながる、授業づくり。 定価=本体 2,000円+税 |
[編]『ことばと社会』編集委員会 言いたいことが正確に伝わるとは限らない――。 右欄の「くわしい内容」から、誌面を少しご覧いただくことができます。 定価=本体 2,300円+税 |
ギリシャ美術が身近になる格好の入門書。 定価=本体 1,800円+税 |
[著者]ましこ・ひでのり 差別、ヘイトスピーチ、ハラスメントなど、ヒト=宿主に寄生することで自他に対し暴力性を発症する社会的ウイルス。「男尊系」「アンチ思想的多様性系」「コロニアリズム系」など種々多様なウイルスの理念系を網羅し、その感染対策ワクチンとして、社会学や人類学・障害学、ジェンダー論やクィアスタディーズなどを駆使したファイアウォールを提起する。 定価=本体 1,600円+税 |
定価=本体 2,900円+税 |
エッリーコ・マラテスタを中心とするイタリア社会主義(アナキズム)史の膨大な史料・文献に基づく緻密な先駆的研究の上に、「構造的暴力」と「積極的平和」、世界システム論、フェミニズム、「萃点の移動」、「40億年の私の生命」、禅の呼吸、エンパワメントとエクスポージャー、ロングハウスデモクラシー、身土不二など、多様な考え方と実践を取り込み構想された平和学の中で、「いまここ」の「方法」としてアナキズムが描き出される 。 定価=本体 6,500円+税 |
[著者]梅澤啓一 あらゆる生き様に通ずる、人間の本質と全体像―― [書評・紹介] 定価=本体 5,000円+税 |
[編著者]趙江林[ちょう・こうりん/ZHAO JIANGLIN] 本書は地域レベルにおける市場と工業化の関係を分析し、アジア工業化が直面している市場の問題及び中国の対応を検討する。そして中国を含むアジアの経済発展が外部環境の制約に直面しているという背景のもとで、需要と市場の観点からアジア地域の自立的経済発展のために必要となる中国とアジア地域との関係調整の可能性およびその持続性を分析し、それに基づいて中国のアジア戦略を考察する。 定価=本体 3,200円+税 |
[発行]地中海学会 地中海学会発行の1978年以来続く年報の最新号。今号は論文 1 本、研究ノート 1 本、書評1本、2019年の学会大会シンポジウム要旨を所収。 定価=本体 3,000円+税 |
[著者]王媛 鎌倉前期の雅楽家・狛近真は、仏教的解釈を通じて唐代音楽文化をいかに本朝(日本)へと伝え受容しようとしたか。『教訓抄』と唐代文献の照合から解明する。 定価=本体 3,000円+税 |