2022年3月4日 私たちは,ロシア連邦によるウクライナへの軍事侵攻に対して,最大限の強さで非難し,ロシア政府に対して即時の,無条件の攻撃中止と侵入地点からの撤退を求めます。 多言語社会研究会・多言語化現象研究会・『ことばと社会』編集委員会 各有志 |
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★2023.11.13 広瀬浩二郎著『ユニバーサル・ミュージアムへのいざない』が、11月8日の《産経新聞 大阪版夕刊》で紹介されました。→産経新聞ウェブ版で記事を読む |
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[著]石田圭子 ナチズム芸術/モダニズムという二項対立は戦後の言説によって強く規定されてきたのではないか。ナチズムの芸術表象について踏み込んで分析し、ナチズム芸術をもっぱら退行的とする議論やナチズムのイデオロギーからのみ語ろうとする単純化された議論を超えて、ナチズム芸術の多層性と同時代性、さらには現代性を明らかにし、ナチズムの脱神話化をはかる。 定価=本体 3,600円+税 |
イン/ポライトネス研究は新たなステージへ 定価=本体 3,500円+税 |
[監修]蜷川順子 なぜ人は見えない風を描き、彫るのか。古今東西の風、大気、呼吸の表象から、目には見えない世界を造形することの思想的、宗教的、社会的、文化的意味を問う。 [英語版] 定価=本体 4,000円+税 |
[著]広瀬浩二郎 「誰もが楽しめる」博物館・美術館へ―― [書評・紹介] 定価=本体 2,600円+税 |
[編]『ことばと社会』編集委員会 貧困の拡大、医療・教育・司法の機能不全、難民、ジェンダー差別、レイシズム、「民族」差別、少子高齢化、さまざまなマイノリティの抑圧……、これら社会的課題のすべてに、ことば、言語、コミュニケーションがかかわっていることは言うまでもない。ことばをめぐる包摂と排除という多面的現象について記述・分析をおこなうことで、読者に気づきを喚起する。 →右欄の「くわしい内容」から、中を少しだけご覧いただけます! [リンク] 定価=本体 2,600円+税 |
[編]東大アートと精神療法研究会 芸術療法は、なぜ、どのようにこころに働きかけるのだろうか。こころとアートが紡ぎ出す言葉にならないイメージやその表現の世界が語りかけるもの。 定価=本体 2,500円+税 |
[著]金石範 韓国という鬼門をくぐり、仰ぎみれば、 漢拏山が! 定価=本体 5,000円+税 |
[著]アンドレア・バッティスティーニ 従来の価値が転倒し、幻惑的な過剰さが満ちる強烈なまでに劇的な時代。 [書評・紹介] 定価=本体 4,500円+税 |
[著]仲井幹也 著者の哲学への入口にはニーチェがあり、哲学について考えるときの中心にあるのも、またニーチェである。 定価=本体 1,600円+税 |
[著]仲井幹也 人間の知のはかなさを語り、人間知性の与らなかった数々の永遠が存在したのだと語るニーチェ。科学・芸術・宗教・哲学、それら人類の知の総体を構図化して再考する上で、ニーチェがたちむかわざるを得なかった哲学の巨星の一人が、カントである。カントの正しい姿を知る上で、ヘーゲルもまた著者は対比的に論じざるを得ない。二人の哲人のテキストを精査することで、この時代を超えんと格闘する知のあゆみをたどる。『ニーチェ 知のゆくえ』三巻本の第二書。 定価=本体 2,400円+税 |
[著]松岡宏明 問いつづけることで見えてくる、子供が美術することの意味―― [書評・紹介] 定価=本体 1,700円+税 |
フランス人画家ドニが旅した百年前のイタリア――。 [書評・紹介] 定価=本体 2,500円+税 |
南京、武漢のコロナ禍の日常をカメラで追い、日中両国で脚光を浴び、一躍網紅(ワンホン)(ネット上の人気者)となった、中国に移住した日本人ドキュメンタリー監督の中国での記録と「私がここに住む理由」。日中の複雑な相互理解と文化的差異と誤解のもつれを、カメラを通してあるがままの姿を伝えることで、ときほぐしていく。 [書評・紹介] 定価=本体 1,800円+税 |
[発行]地中海学会 地中海学会発行の1978年以来続く年報の最新号。今号は論文1本、書評3本を所収。 定価=本体 3,000円+税 |
[編]辻成史 無限の空間とはるかなる時間にみずからを開くとき、人は刻々と生まれ出る「風景」を生きることになる。 [書評・紹介] 定価=本体 4,600円+税 |
[著]王中江(Wang ZhongJiang) 中国哲学史・中日近現代哲学研究の第一人者である著者が、清末・民初以降の厳復、章炳麟、胡適、馮友蘭、金岳霖、陳独秀、張岱年、梁漱溟など著名な哲学者・思想家十数名の思想と言説を取り上げ、近代中国において西洋の「自然」と「人」の概念を、伝統的思想といかに結合し、変容させていったのかを取り扱う力作。6編15章で近現代中国の哲学史を書き換える。 定価=本体 8,500円+税 |
[著]田島知清 本場の普?茶を歴史・製法から明らかにする。チベット茶商がじかに買付に来た、香港へ牛と舟で出荷した、そして現在の茶農の生活など豊富なエピソードを紹介。普?茶とは何か、どこへゆこうとしているのかを、産地から発信する。中国茶ファンのほか、茶業関係者、少数民族に関心をもつかたにもおすすめ。日中両国で出版。 定価=本体 3,700円+税 |
[著]ジェームズ・エルキンス いかにして、美術を教えることができるのか。 [書評・紹介] 定価=本体 4,000円+税 |
[編著]ボルジギン・フスレ(呼斯勒/Husel Borjigin) 世界史上最初の遊牧帝国――匈奴帝国がつくった城址,遼,西夏,金の諸帝国が防衛等のために建設した長城など。これら歴史的遺構は,中央ユーラシアあるいは北アジア地域における多民族,多勢力の力の均衡によるものである。さまざまな視点からのアプローチによってその謎に迫る。 定価=本体 4,000円+税 |
[著]圀府寺司 誰が「ファン・ゴッホ」を作り上げてきたのか。 ※本書は令和4年度、日本学術振興会、研究成果公開促進費の助成(課題番号 22HP5002)を受けて出版しました。 [書評・紹介] 定価=本体 4,400円+税 |
[編著]原聖 新しい文化史としての比較史研究の試み [書評・紹介] 定価=本体 4,000円+税 |
本書では、話者の語りをそのままに、国際音声字母(IPA)と満洲文字で示すとともに、単語ごとの品詞・接辞などの文法範疇と日本語対訳とを併記する。日本語/中国語訳をつけた画期的著作。しばし、満洲人話者の語りに耳を傾けたい。 定価=本体 7,500円+税 |
[著]佐野彩 フランコプロヴァンス語は、学術的文脈において19世紀後半に存在が指摘され、論争を経てひとつの「言語」として認知されるようになった。特定の民族・集団や歴史的一体性のある地域とは一対一で結びつかず、話者にはひとつの「言語」として認識されてこなかった言語に対する捉え方の変化が、20世紀後半以降、言語運動が展開するなかで、それに携わる人々の言語意識をどのように変容させているのか、さらにそれが言語の再活性化にいかなる影響を及ぼすのか。歴史・社会的背景の異なる地域や異なる成り立ちの運動を取り上げることで、そこで見られる言語の様々なあり方を提示する。 定価=本体 7,200円+税 |
[編]松井裕美 レアリスムは時代や地域の「現実」に応じて激しく流動する。 [書評・紹介] 定価=本体 4,800円+税 |
[著者]伊奈新祐 映画、テレビ、ヴィデオ、コンピュータ、インターネット……、術の革新はつねにアーティストたちを刺激してきた。アヴァンギャルドの時代からネット時代のYouTubeまで、映像作家であり教育者でもある著者が自身にインパクトを与えた実験映像作品を振り返り、未来の映像アートを考えるための視点とヒントを提示する。 定価=本体 2,000円+税 |
[著者]吉田真悟 漢字とローマ字を中心に様々な表記法で書かれる台湾語を事例として、文字使用の多様性と規範化の有り様を用例の分析と書き手へのインタビュー調査に基づいて記述し、少数言語の文字化という問題に社会言語学的視点から迫る 。 定価=本体 4,900円+税 |
[著者]伊藤正子 「2004年東南アジア史学会賞受賞作の増補改訂版」 定価=本体 4,800円+税 |