三元社の本

[ことば・他]社会言語学雑誌『ことばと社会』歴史・社会思想評論・文学・紀行|コンピュータ生活
        
シリーズ「コーヒータイム人物伝」シリーズ「知のまなざし」シリーズ「教養」えほん
[ 芸 術 ]美学・美術史芸術パフォーミングアーツ|シリーズ・作品とコンテクスト雑誌『西洋美術研究』


お知らせ

New★2019.11.11 『ことばと社会』21号が出来ました。今号の特集は「オリンピックと言語」です。書店販売は11月15日頃から。定期購読のお申し込みも受け付け中です。
★2019.11.06 
明日発売の《美術手帖》(12月号、特集:「移民」の美術)に、都留ドゥヴォー恵美里さんが「ブラジル日系移民の美術史」を寄稿されています。コンパクトにその全容がまとめられています。ぜひご覧ください。→美術出版社HP →→もっと詳しく知りたくなったら、都留さんの著書『日系ブラジル人芸術と〈食人〉の思想』もどうぞ。
★2019.10.01
 『ことばと社会』22号(2020年10月刊予定)の特集投稿論文・一般投稿論文を募集しています。特集テーマは「医療・介護に見る多言語状況」(仮)です。→詳しくは応募規定をご覧ください。
★2019.09.18 
《週刊読書人》(9月6日)で、大森淳史著『〈ブリュッケ〉とその時代』をお取り上げいただきました。評者は仲間裕子さんです。→《週刊読書人ウェブ》で記事を読む


新刊

ことばと社会 21号
特集:オリンピックと言語

[編]『ことばと社会』編集委員会

→右欄の「くわしい内容」から、中を少しだけご覧いただけます!

国際的・大衆的メガイベントであるオリパラと「言語」の錯綜した関係性を、政策的問題、過去の大会の検証等から多面的に考察する。

定価=本体 2,300円+税
2019年11月20日/A5判並製/244頁/ISBN978-4-88303-498-7





3びきのヤギのブルーセ プールでおおさわぎ

[作]ビョーン・F・ロールヴィーク
[絵]グリー・モールスン
[訳]さわきちはる

→ためしよみ

3びきの ヤギの ブルーセたちは くさばへ ふとりに むかう とちゅう、 「プールランドまで 200 メートル」という あたらしい ひょうしきを みつけます。
「ことしは あっちに いってみようよ」「そうしたら、あの はしを わたらなくてもいいし。あそこにいる トロルは すごく こわいんだもの」
大きいヤギは 中くらいのヤギと 小さいヤギに せがまれて、プールに むかうことにしました。ヤギたちは トロルと であわずに すむでしょうか?
――「三びきのやぎのがらがらどん」としても有名なノルウェー民話の現代版シリーズ。ヤギたちとトロルの今度の対決の場所は、巨大ウォータースライダー! カラフルで元気いっぱいの絵本。

定価=本体 1,800円+税
2019年10月25日/B4判変形/上製/カバー装/カラー/48ページ/ISBN978-4-88303-496-3





スナックの言語学

距離感の調節

[著者]中田梓音

フィールドワークにもとづいた「接客言語ストラテジー」の実証研究
カウンター越しの接客が原則となるスナックにおいて、人びとがどのような言語コミュニケーションの方法で「接客者」と「客」としての良好かつ適切な関係を構築しているのか、また、それぞれの意図がどのような言語行動に反映されているのかを明らかにする。なかでも特に接客者にみられるものを「接客言語ストラテジー」として、そのありようを、ポライトネス理論にもとづいて分析していく。

定価=本体 3,500円+税
A5判並製/262頁/ISBN978-4-88303-497-0





モーツァルトとコーヒータイム

[著者]ジュリアン・ラシュトン
[まえがき]ジョン・タヴナー

[訳者]下山静香

音楽史上もっとも偉大な人物の一人であるモーツァルト。 35歳という短い人生で、比類のない美と創意工夫に満ちた作品の数々を生み出し、音楽のジャンルを驚くべき領域で豊かにし革新してみせた。人生、野心と不安、驚くべき成果、また友人、家族、ライバル、パトロンなど、その逸話は、さながら自身の音楽のようにヴァイタリティにあふれている。さあ、彼自身に語ってもらいましょう。

定価=本体 1,500円+税
四六判変型上製/168頁/ISBN978-4-88303-495-6





改訂版 ユーラシア草原を生きるモンゴル英雄叙事詩

[編著]ボルジギン・フスレ

ユーラシア草原を席巻したモンゴル民族の壮大な英雄叙事詩。その成り立ちから現在の受容までを、精緻なテキストクリティークとともに描き出す。

定価=本体 3,500円+税
2019年9月20日/A5判上製/186頁/ISBN978-4-88303-493-2





芸術愛好家たちの夢

ドイツ近代におけるディレッタンティズム

[編者]佐藤直樹

愛好家(ディレッタント)こそ理想の芸術家――日々の糧のためでなく、純粋に芸術を愛し実践した彼らは近代的な理想的芸術家像の原形となった。包括的研究がされてこなかったディレッタントたちの芸術活動に美術史、音楽学、文学、美術教育学など多様な視点から迫る。

定価=本体 4,800円+税
2019年9月5日/A5判並製/415頁/ISBN978-4-88303-494-9





身体教育の知識社会学

現代日本における体育・食育・性教育・救急法等をめぐる学習権を中心に

[著者]ましこ・ひでのり

競技スポーツ等の身体運動は「健全なる精神」の育苗装置。知育・徳育の基盤こそ体育。――これら、うたがわれることのない図式こそ、知性の欠落にもとづく思考停止、無責任な楽観主義の産物というべきだろう。自明視されてきた「身体教育」の本質を再検証し、栄養学・性教育・救急法などをふくめた保健体育・家庭科ほか「広義の体育」が本来はらむ可能性を提起する。

定価=本体 2,800円+税
2019年8月10日/A5判並製/240頁/ISBN978-4-88303-491-8





ドーラ・シュトック

モーツァルトを描いた女流画家

[著者]松田至弘

知られざる画家の、ものがたり――。
舞台は18世紀末ドイツ。モーツァルトやシラー、ノヴァーリスの恋人らの真正な肖像画を描いた、ひとりの女性がいた。肖像は、いつ、どのようにして、描かれたのか。かれらの交流と、友情の軌跡をたどる。

定価=本体 2,200円+税
2019年8月1日/四六判上製/160頁/ISBN978-4-88303-492-5





セザンヌ―近代絵画の父、とは何か?

[編者]永井隆則
[著者]イザベル・カーン浅野春男大木麻利子工藤弘二

近代絵画の始祖として、世界的に認識されているセザンヌ。この概念は誰が作り、どのように継承されてきたのか? フランス語圏、英語圏、ドイツ語圏、日本におけるこの〈近代絵画の父―セザンヌ〉像の形成過程に5人のセザンヌ研究者が迫る。つづく第二部では、セザンヌに関する基礎概念と諸情報を多面的に編纂。生誕180年を記念する本書はセザンヌ芸術の理解に必携の「セザンヌ大全」である。

定価=本体 4,200円+税
2019年7月10日/A5判並製/376頁/ISBN978-4-88303-490-1





リップとイカボッドの物語

「リップ・ヴァン・ウィンクル」と「スリーピー・ホローの伝説」

[著者]ワシントン・アーヴィング
[訳者]齋藤昇

アンチ・フランクリン型の主人公(リップ)のアメリカ版「浦島太郎」物語、田舎教師(イカボッド)の儚い恋と「首なし騎士」伝説。ドイツの民話を素材に、アメリカ的なフォークロアの息吹を巧みに導入した、アーヴィングの代表的短編2編。
F ・ダーレイの挿絵に F ・クレーデルが彩色した図版付。

定価=本体 1,600円+税
2019年6月15日/B6判/160頁/ISBN978-4-88303-486-4





ルネサンスのライヴァルたち

ミケランジェロ、レオナルド、ラファエッロ、ティツィアーノ

[著者]ローナ・ゴッフェン
[訳者]塚本博二階堂充

ルネサンスを彩る美の巨匠たちのたたかい
己のライヴァルとしのぎを削って対決し、凌駕する―――
ルネサンスは模倣の時代であり、それは競争で始まった。
その中心にはミケランジェロがおり、彼こそがこの時代の大いなる主人公であった。競争というプリズムを通して語られたミケランジェロ、レオナルド、ラファエッロ、またティツィアーノらの実像による芸術創造の奇跡。

[書評・紹介]
《週刊読書人》2019年8月23日、評者:宮下規久朗氏

定価=本体 9,000円+税
2019年6月10日/A5版上製/688頁/ISBN978-4-88303-487-1





地中海学研究  XLII (42号)

[発行]地中海学会
[発売]三元社

地中海学会発行の1978年以来続く年報の最新号。今号は論文3本、研究動向1本、書評3本を所収。

地中海学会

定価=本体 3,000円+税
2019年5月31日
B5判並製/140頁/ISSN0911-8802/ISBN978-88303-488-8





オリジナルとコピー

16世紀および17世紀における複製画の変遷

[編著]小佐野重利
[監訳]浦一章

所有の欲望をみたす複製画の諸相
権力者が所望する原作(オリジナル)を所有者は恭順のしるしに献上し、権力者は召し上げた作品の代わりに下賜する複製画(コピー)を画家に発注する―こうした事例のように、収集熱が高まった時代、高位聖職者、王侯貴族、裕福な商人たちにとって傑作の複製は大きな意味をもっていた。これまで関心のそとに置かれがちだった複製画に着目して行われた一次資料の詳しい調査が、芸術都市フィレンツェにおける美術作品をめぐる生々しい営みを浮かび上がらせる。

定価=本体 3,500円+税
2019年5月31日/B5判変形並製/136頁/ISBN978-4-88303-489-5





石母田正と戦後マルクス主義史学

アジア的生産様式論争を中心に

[述]原秀三郎
[編]磯前順一磯前礼子

石母田史学とは何であったのか。
マルクスによって記述された「アジア的生産様式」をめぐる論争は、古代から近現代にいたる日本「特有」の性質の究明を目的としておこなわれてきた。この論争を緒として歴史家石母田正と京大日本史学のかかわりを中心に戦後歴史学の軌跡をたどり、時代区分なき政治史、形骸化した実証史学といった現在の歴史学への反省のうえに、マルクス主義歴史学の可能性を問いなおす。

定価=本体 4,200円+税
2019年5月10日/A5判並製/272頁/ISBN978-4-88303-477-2





新編 下田歌子著作集 結婚要訣

[著]下田歌子
[監修]実践女子大学下田歌子記念女性総合研究所
[校注]久保貴子

西洋との比較をまじえた結婚の歴史や現在の実用性にもかなう話題を豊富に伝える、大正期に書かれた「結婚大全」。

定価=本体 3,400円+税
2019年3月31日/四六判並製/350頁/ISBN978-4-88303-478-9





〈ブリュッケ〉とその時代

個人主義と共同体のあいだで

[著者]大森淳史

自由、共同体体験としての芸術創造、「生」の変革を求めて――
20世紀初頭、ドイツの片隅で誕生した小さな芸術家グループ〈ブリュッケ〉。その活動形態や理念、「ドイツ表現主義」、果ては「頽廃芸術」として位置づけられていく過程を、美術史に留まらず、「アナーキズム」を接点に思想史・文化史との関連から捉えることで、時代全体を彷彿させる壮大な試み。

[書評・紹介]
《週刊読書人》2019年9月6日、評者:仲間裕子氏

定価=本体 5,000円+税
2019年3月20日/A5判上製/424頁/ISBN978-4-88303-482-6





モーション・グラフィックスの歴史

アヴァンギャルドからアメリカの産業へ

[著者]マイケル・ベタンコート
[監訳者]伊奈新祐
[訳者]水野勝仁西口直樹

“カラー・ミュージック”や“ヴィジュアル・ミュージック”にその起源をもつ「モーション・グラフィックス」は、20世紀初めの前衛映画や実験映画において誕生し、映画産業やテレビ業界が商業的に応用する中で発展した。映画、デザイン、CM、アニメーション、ヴィデオ・アート、ゲームなど、各ジャンルのパイオニアの貢献を追い、従来の映画史・美術史・デザイン史からこぼれ落ちたその理論と歴史を概観する。

定価=本体 4,000円+税
2019年3月15日/A5判並製/426頁/ISBN978-4-88303-481-9





詩画制作論の系譜

[著者]伊達立晶

古代ギリシア以来、文学・芸術運動を牽引してきた作品制作論。その歴史的展開をたどることは、思考の枠組みを規定しかつ変容させる言語と人間との関わりを問いなおす契機となる。

定価=本体 7,400円+税
2019年2月25日/A5判上製/618頁/ISBN978-4-88303-475-8





「ロダンの言葉」とは何か

[著者]橋幸次

彫刻家ロダンの芸術観は、近代日本に圧倒的な影響をもたらした。その過程で作品以上に重要な役割を担ったのが、高村光太郎らによって翻訳紹介された一連の「ロダンの言葉」だった。では、その原典たる「ロダンの言葉」を書き残したのは一体だれなのか?
「ロダンの言葉」の成立と受容を詳細にたどり直し、ロダン研究の新たな基礎を築く。

[書評・紹介]
『美術の窓』2019年4月号「新刊案内」
《図書新聞》2019年9月7日、評者:田中修二氏

定価=本体 4,000円+税
2019年2月20日/A5判上製/400頁/ISBN978-4-88303-476-5





現代アートの危機

ユートピア、民主主義、そして喜劇

[著者]イヴ・ミショー
[訳者]島本浣中西園子

逆説のようだが、芸術のための芸術とは何よりも大衆のための芸術だ
古い信仰が終わり、特権的地位を失った芸術はいま、多様性のなかに霧散している。こうしておとずれた現代アートの危機によって衰退するのは、美術界といった限られた領域にとどまらないことをミショーは鋭く指摘する。現代アートを美術的問題ではなく文化・社会的問題として提起し、20世紀末にフランスで大論争を巻き起こした本書の21世紀世紀最新版。

[書評・紹介]
『月刊美術』2019年4月号「ART BOOKS 新刊案内」
『月刊アートコレクターズ』2019年4月号「BOOK GUIDE」

定価=本体 3,500円+税
2019年1月31日
A5判上製/280頁/ISBN978-4-88303-471-0





ことばと社会 20号
特集:東京 ことばと都市の統合的理解へ

[編]『ことばと社会』編集委員会

近年注目される、大都市の言語状況に関する研究への提言・試論。近現代日本において「東京」で話されていることばとは?

定価=本体 2,300円+税
2019年1月25日
A5判並製/220頁/ISBN978-4-88303-474-1





日本語と朝鮮語の談話における文末形式と機能の関係

中途終了発話文の出現を中心に

[著者]木丈也

似て非なる言語、コミュニケーションの世界
談話に特徴的な発話形式に注目し、日本語と朝鮮語の違いに迫る。これまでの文法研究では明らかにされてこなかった、ありのままのことばの姿、コミュニケーションの実態を記述し分析した意欲的な研究書。

定価=本体4,500円+税
2018年12月28日A5判並製/272頁/ ISBN978-4-88303-473-4





アタマとココロの健康のために

社会学的知の実践:レイシズム・ミソジニー感染防止ワクチンとハラスメント依存症治療

著者ましこ・ひでのり

差別、ヘイトスピーチ、ハラスメントなど社会的ウイルスから身をまもり、被害者/加害者にならないための社会学 
ヒト(宿主)に寄生することで暴力性を発揮させる社会的ウイルスに感染しないこと、発症しないようにおさえこむにはどうしたらいいのか。「レイシズム系」「男尊系」「階級差別」「独善的潔癖症」「アンチ思想的多様性」「コロニアリズム系」の各ウイルスの感染経路をたち、パンデミックをひきおこさないためになすべき方策を考えていく。

定価=本体 2,200円+税
2018年12月15日四六判並製/224頁/ ISBN978-4-88303-470-3