2022年3月4日 私たちは,ロシア連邦によるウクライナへの軍事侵攻に対して,最大限の強さで非難し,ロシア政府に対して即時の,無条件の攻撃中止と侵入地点からの撤退を求めます。 多言語社会研究会・多言語化現象研究会・『ことばと社会』編集委員会 各有志 |
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★2022.08.12 猿橋順子著『国フェスの社会言語学――多言語公共空間の談話と相互作用』が『青山国際政経論集』108号(2022年5月、青山学院大学国際政治経済学会)で取り上げられました。評者は末田清子さん(青山学院大学教授)です。→書評を読む |
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[編]大久保恭子 芸術・文化はつねに政治的側面を内包し、国家の存亡をかけた戦時下ではその相関関係はより緊密になる。 定価=本体 3,600円+税 |
神の息吹として高められ、身体器官から放たれるものとして貶められもする“風”。目に見えないその存在は西洋文化や美術の中でどう表現されてきたのか。 定価=本体 4,000円+税 |
[編者]岡田裕成 イベリア半島の中世の記憶と、ヨーロッパ各地の版図を包摂しつつ、新大陸アメリカ、アジア太平洋にも広がった、ハプスブルク・スペインの世界帝国。かつては遭遇することのなかった人、モノ、情報の往来する回路が開かれ、美術作品も、歴史と地理の座標上を縦横に行き交うことになった。 定価=本体 4,000円+税 |
[発行]地中海学会 地中海学会発行の1978年以来続く年報の最新号。今号は論文4本、書評1本を所収。 定価=本体 3,000円+税 |
[著]向井晃子 明治以降、現在も「書」は芸術のジャンルとして不明瞭な立場にある。第二次大戦後、その状況に挑戦する「前衛書」といわれる革新的な試みがあった。なかでも牽引者となった四人、上田桑鳩、森田子龍、井上有一、篠田桃紅の作品と、国内外の美術家との交流に注目し、日本近代美術の制度的枠組みを問い直す。 [書評・紹介] 定価=本体 4,300円+税 |
[著]永井隆則 「セザンヌには美という観念はなかった。あるのは真実という観念だけだった。」(エミール・ベルナール、1907年10月1日) [書評・紹介] 定価=本体 20,000円+税 |
物質世界を生きる人間は、異界にある人ならざるものとどう相対してきたのか── [書評・紹介] 定価=本体 7,000円+税 |
[著]仲間絢 西洋中世彫刻の代表作、ドイツ・ゴシックの頂点をなすバンベルク大聖堂彫刻群。本書は、《聖母マリア像》を中心にすえ、旧約聖書『雅歌』註解の真髄である「花嫁神秘主義」を根幹として検証することで、この著名な作品群をめぐる長い研究史に新たな説を書き加える。様式史のみならず、同時代の聖書解釈や受容、教会と宮廷文化の関係性、歴史的・政治的背景などから、聖堂全体に重層的に織り込まれた一連の壮大なイメージ・プログラムを読み解いていく。 [書評・紹介] 定価=本体 4,200円+税 |
[著]吉田紀子 シェレ、ロートレック、ミュシャ、…… [書評・紹介] 定価=本体 3,800円+税 |
[著]百合草真理子 カッシーノ会の神学を天井画に具現化した画家コレッジョ。聖堂の立体構造を存分に活かした絵画のイリュージョンが聖なるものとの邂逅を体感させる。 [書評・紹介] 定価=本体 5,500円+税 |
台湾人にとっての「日本」とは 定価=本体 3,800円+税 |
[著]渡辺真也 本書は、映画『崖の上のポニョ』に秘められた宮崎監督と夏目漱石、三島由紀夫、寺山修司、司馬遼太郎、手塚治虫、ワーグナー、ポー、ジョイス、日本神話、ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ミレーなど、数々の人々や作品との影響関係を解読していきます。そして、「生まれてきてよかった」という映画のメッセージにもう一度耳をすませます。 定価=本体 3,800円+税 |
[編]『ことばと社会』編集委員会 新型コロナウイルス感染拡大により、私たちの「ことば」はどのように変化したのか。アフター・コロナ時代の新しいコミュニケーションのかたちとは――。 F ・クルマスほか、現状とこれからを見すえる諸論考。また、小特集「世界の日本語教師に聞く」では、世界各地の日本語教育現場におけるパンデミック下の課題と展望を報告する。 →右欄の「くわしい内容」から、中を少しだけご覧いただけます! 定価=本体 2,300円+税 |
同時代資料が自ら語る「身体と装い」の時代史。 1868 ― 1945 [書評・紹介] 定価=本体 16,000円+税 |
[著]陳培豊 「歌唱台湾」=「台湾を歌う」。本書は台湾語流行歌から台湾を描き出そうするものである。台湾語流行歌の日本化、演歌化は戦後、国民党政府支配になってからである。台湾人が日本的な要素を自らの歌唱文化に取り込んだのは、いかなる要因に由来するのだろうか。台湾社会が工業化へ向かう中、何が起こったのか。農村人口が大量に移動し始める戦後の社会的な変遷の中で、台湾語流行歌はいかなる需要を基盤に、どのようにして日本演歌と共に自分が歌う「伝統」を作り出したのか。 定価=本体 3,500円+税 |
[編]日本美術教育学会「70周年記念論集」編集委員会 [発行]日本美術教育学会 1951(昭和26)年に創立した日本美術教育学会。70年目の通過点から、未来の教育を展望する。15本の論考と10年間の活動の記録。 定価=本体 2,300円+税 |
シリア内戦10年 取材・文を担当された小澤祥子さんが、本書の特設ページを開設して下さいました。出版記念イベント情報も掲載されています。→こちら 定価=本体 1,300円+税 |