歴史・社会 |
[日本]
石母田正と戦後マルクス主義史学 [述]原秀三郎 [編]磯前順一・磯前礼子
学校・教師の時空間 [編著者]奈須恵子+逸見敏郎
[増補版]教育勅語への道 [著者]森川輝紀
近現代北海道とアイヌ民族−和人関係の諸相 [著者]東村岳史
近代日本の身装文化【電子書籍版】 [著者]高橋晴子
国民道徳論の道 [著者]森川輝紀
植民地官僚の政治史【電子書籍版】 [著者]岡本真希子
植民地朝鮮と宗教 [編著者]磯前順一+尹海東
叙述のスタイルと歴史教育 [編著者]渡辺雅子
新編 下田歌子著作集 結婚要訣 [著]下田歌子 [監修]実践女子大学下田歌子記念女性総合研究所
新編 下田歌子著作集
女子の心得 [著]下田歌子 [監修]実践女子大学下田歌子研究所
新編 下田歌子著作集
女子のつとめ【現代語訳】 [著]下田歌子 [監修]実践女子大学下田歌子研究所
新編 下田歌子著作集 婦人常識訓 [著]下田歌子 [監修]実践女子学園下田歌子研究所
新編 下田歌子著作集 良妻と賢母 [著]下田歌子 [監修]実践女子大学下田歌子記念女性総合研究所
新聞連載小説の挿絵でみる近代日本の身装文化 [著者]大丸弘+高橋晴子
一九三〇年代日本における家庭教育振興の思想 [著者]志村聡子
戦後期アイヌ民族-和人関係史序説 [著者]東村岳史
大正自由教育と経済恐慌 [著者]森川輝紀
[増補]大正文化 帝国のユートピア [著者]竹村民郎
竹村民郎著作集T 廃娼運動 [著者]竹村民郎
竹村民郎著作集U モダニズム日本と世界意識 [著者]竹村民郎
竹村民郎著作集V 阪神間モダニズム再考 [著者]竹村民郎
竹村民郎著作集W 帝国主義と兵器生産 [著者]竹村民郎
竹村民郎著作集X リベラリズムの経済構造 [著者]竹村民郎
村民郎著作集完結記念論集 [編]三元社編集部
遅刻の誕生 [編著者]橋本毅彦+栗山茂久
帝国日本の朝鮮映画 [著者]李英載
二〇世紀ナショナリズムの一動態 [著]木下宏一
日本人のすがたと暮らし [著者]大丸弘+高橋晴子
日本大衆文化と日韓関係 [編著者]朴順愛+土屋礼子
日本における天竺認識の歴史的考察 [著]石ア貴比古
日本文化として将棋 [編著者]尾本恵市
年表 近代日本の身装文化 [著者]高橋晴子
年表で読む近代日本の身装文化 [著者]高橋晴子
[海外]
アスコーナ 文明からの誕生 [著者]関根伸一郎
いま、なぜネオナチか? [著者]ベルント・ジーグラー
ヴァイマル イン ベルリン [編者]マンフレート・ゲルテマーカー+プロイセン文化財団映像資料館
ヴィリー・ブラントの生涯 [著者]グレゴーア・ショレゲン
ウィーン/オーストリア二〇世紀社会史 1890―1990 [著者]エルンスト・ハーニッシュ
女教皇ヨハンナ [著者]マックス・ケルナー+クラウス・ヘルバース
歌唱台湾 [著者]陳培豊
「牛鬼蛇神を一掃せよ」と文化大革命 [編著・監訳者]石剛
巨大科学と国家 [著者]ゲアハルト・A・リッター
ケルト学の現在 [編]日本ケルト学会 [責任編集]梁川英俊・森野聡子
国際的視野のなかのハルハ河・ノモンハン戦争 [編者]ボルジギン・フスレ
辺縁の自由人 [口述者]李永熾 [筆記者]李衣雲
植民地がつくった近代 [著]尹海東
新ロシア外交 [著者]イーゴリ・イワノフ
戦争の記憶 記憶の戦争 [著者]金賢娥(キム・ヒョナ)
想起と忘却のかたち [編]浜井祐三子
「台湾菜」の文化史(台湾学研究叢書)
台湾における「日本」イメージの変化、1945-2003 [著者]李衣雲
台湾のなかの日本記憶 [編者]所澤潤+林初梅
チャイナ・ガールの1世紀 [編著者]李子雲+陳恵芬+成平
帝国・国民・言語 [編]平田雅博+原聖
ドイツ社会民主党の戦後史 [著者]P・レッシェ+F・ヴァルター
ドイツの忘れられた世代 [著者]ザビーネ・ボーデ
トゥルン・ウント・タクシス その郵便と企業の歴史 [著者]ヴォルフガング・ベーリンガー
同盟から決別へ(台湾学研究叢書)
ナショナリズムの受け止め方 [著者]塩川伸明
ナショナル・ポートレート・ギャラリー [著者]横山佐紀
[改装版]ナチス・ドイツ ある近代の社会史 [著者]デートレフ・ポイカート
西ドイツ外交とエーゴン・バール [著者]アンドレアス・フォークトマイヤー
日本人のモンゴル抑留とその背景 [編]ボルジギン・フスレ
日本人のモンゴル抑留の新研究 [編]ボルジギン・フスレ
白色テロをくぐり抜けて [著者]孫康宜
ハルハ河・ノモンハン戦争と国際関係 [編者]田中克彦+ボルジギン・フスレ
東アジア現代史のなかの韓国華僑 [著者]王恩美
東ドイツ外交史 [著者]ヘルマン・ヴェントカー
ヒトラーの長き影 [著者]ウヴェ・リヒタ
二つの時代を生きた台湾 [編著]林初梅+所澤潤+石井清輝
「負の遺産」との取り組み [著者]W・ベルクマン+R・エルプ+A・リヒトブラウ
フランス-アメリカ──この〈危険な関係〉 [著者]宇京ョ三
モンゴル・ロシア・中国の新史料から読み解くハルハ河・ノモンハン戦争 [編著]ボルジギン・フスレ
遊牧帝国の文明 [編著]ボルジギン・フスレ
改訂版 ユーラシア草原を生きるモンゴル英雄叙事詩 [編著]ボルジギン・フスレ
[新聞ジャーナリズム]
大阪の錦絵新聞 [著者]土屋礼子
『新着雑報』1650年、世界最古の日刊新聞 [編著者]大友展也
ドイツ新聞学事始 [著者]エーリヒ・シュトラスナー
[文化人類学・地域研究]
生きられる死 [著]服部洋一
イギリスにおけるマイノリティの表象 [著者]浜井祐三子
エストニアの政治と歴史認識 [著者]小森宏美
増補改訂版 エスニシティ〈創生〉と国民国家ベトナム [著者]伊藤正子
彼女達との会話 [著者]佐藤斉華
儀礼のセミオティクス [著者]浅井優一
近代インドにおける古典音楽の社会的世界とその変容 [著者]田森雅一
現代シリアの部族と政治・社会 [著者]岡豊
現代ロシアにおける民族の再生 [著者]櫻間瑛
コルシカの形成と変容 [著者]長谷川秀樹
社会の探究としての民族誌 [著者]渡邊日日
体制転換期ネパールにおける「包摂」の諸相 [編]名和克郎
中国雲南 普洱茶の物語 [著]田島知清
ネオ・リベラリズムの時代の多文化主義 [著者]塩原良和
ネパール、ビャンスおよび周辺地域における儀礼と社会範疇に関する民族誌的研究 [著者]名和克郎
ぼくらはひとつ空の下 [著]優人 [取材・文]小澤祥子 [解説]青山弘之
ポスト・スハルト期インドネシアの法と社会 [著者]高野さやか
勃興する中国とアジア地域の市場再編 [編著者]趙江林[ちょう・こうりん/ZHAO JIANGLIN]
民族という政治 [著者]伊藤正子
リアリティと他者性の人類学 [著者]東賢太朗
竹内亮:レンズを通して見た本当の中国 [著]竹内亮 [編]黄立俊
『地中海学研究』(地中海学会年報)
XLI (41号)
XLII (42号)
XLIII (43号)
XLIV (44号)
XLV (45号)
XLVI (46号)
XLVII (47号)
教師は、その仕事を通してどのようなことと出会い、取り組むことになるのか、そして学校とはどのような場所なのか。本書は、教師の具体的な仕事に即しつつ、学校で行われる教育活動を解説するとともに、教育を相対化する視点の必要性を伝え、自ら考えるためのヒントを提供していく。 定価=本体 2,300円+税 |
[著者]東村岳史 アイヌ民族に関わる和人の当事者性を問う。 定価=本体 4,200円+税 |
[著者]森川輝紀 国家と教育。教育政策に大きな足跡を残した、田中不二麿、元田永孚、森有礼、井上毅。明治国家形成期、ゆれ動く時代のなかで、近代教育制度の確立に向けて、彼らは、国家と教育の関係をどのようにとらえ、教育に何を求めたのか。そして、なぜ教育勅語へと至ったのか。 【電子書籍版もあります】 定価=本体 3,200円+税 |
[著者]高橋晴子 髪型 服装 しぐさ=身装──── [書評] 定価=本体 6,000円+税 |
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[著者]森川輝紀 「教育勅語」をいかに近代国民国家のなかで機能させていくか。正統イデオローグとして、元田永孚、井上哲次郎、吉田熊次らは、そのために、いかなる論理を構築したのか。また、それらがいかように受け入れられ、あるいは排除されていったのかを明らかにし、日本近代教育の基底を問う。 定価=本体 2,500円+税 |
[著者]岡本真希子 1895年から半世紀、「帝国日本」は台湾・朝鮮などの植民地統治のために、膨大な植民地官僚群を生みだしてきた。本書は、これら植民地官僚群に関わるさまざまな制度、高級官僚の人材や異動の動態を明らかにしながら、民族問題と植民地官僚制の複雑な相関関係、そして本国−植民地を架橋する50年の政治史を論ずる。 定価=本体 13,000円+税 |
天皇制国家のもと、植民地と宗主国を往還する宗教諸政策。西洋的な宗教概念が日本経由で移入され、人々の日常生活が分節化されていく。キリスト教と仏教、国家神道とシャーマニズム。ポストコロニアル研究を東アジアの近代経験から捉え直した、日韓の研究者による共同研究の成果。 [書評・紹介] 定価=本体 3,800円+税 |
[編著者]渡辺雅子 歴史はいかに語られるか―― 定価=本体 2,800円+税 |
[著]下田歌子 西洋との比較をまじえた結婚の歴史や現在の実用性にもかなう話題を豊富に伝える、大正期に書かれた「結婚大全」。 定価=本体 3,400円+税 |
[著]下田歌子 現在も日々の生活に役立つ心の整え方と、それを実践するための作法を懇切に示す。 定価=本体 1,900円+税 |
[著]下田歌子 少女、妻、主婦、母、姑、姉、妹、小姑。女性がたどる人生のステージごとの自分も周囲も円満となる賢き振る舞いを説く。 定価=本体 3,200円+税 |
[著]下田歌子 女子教育の先覚者、下田歌子が女性のほんとうの幸せを願って書き残した娘、妻、母そして一個の人としての心得。 定価=本体 4,500円+税 |
[著]下田歌子 洋の東西の心に響く逸話を引きながら、妻、そして母の大いなる役割を説く。下田歌子の代表的著作。 定価=本体 2,200円+税 |
明治から昭和の「描かれた日常」―― →鏑木清方、竹久夢二など掲載図版約650点。試し読みできます! [書評・紹介] 定価=本体 10,000円+税 |
[著者]志村聡子 都市新中間層の「教育する母親」は、なぜ問題とされたのか。「家庭教育振興政策」が展開されるなか、問題化された母親たちを指導しようと試みた、倉橋惣三、青木誠四郎、上村哲弥の「家庭教育の思想」を明らかにする。 [書評] 定価=本体 3,800円+税 |
[著者]東村岳史 アイヌ民族と和人の新たな歴史記述に向けて―― 定価=本体 3,600円+税 |
[著者]森川輝紀 大衆化社会・経済恐慌・ファシズムへと社会の枠組みが大きく振れていくなかで、地域社会での現実を学校・教師はどのように意識し対処したのか。埼玉県をフィールドとして、近代教育における可能性とその転形への道筋をさぐる。 定価=本体 2,800円+税 |
[著者]竹村民郎 近代日本初の大量消費社会の萌芽的形成、大衆文化の登場、デモクラシーと軍国主義の交錯する大正時代=帝国のユートピアを、政治・経済・文化・生活の領域にわたってあざやかに再現し、現代への連続・非連続性の位相をあきらかにする。 定価=本体 2,800円+税 |
[著者]竹村民郎 [紹介] 女性がその青春の終わりまでに、もはや一個の廃品でしかないという悲劇は、近代日本の荒廃を如実に物語っている。廃娼運動は、苦界に沈む女性の救済に献身し、この荒廃をもっともラディカルに告発しつづけた唯一の市民運動にほかならない。 定価=本体 4,800円+税 |
[著者]竹村民郎 二十世紀初頭日本はどのような時代を迎えようとしていたのか。大量消費社会の萌芽的形成、大衆文化の登場、デモクラシーと軍国主義の交錯する1920年代とその境界諸領域の問題を「モダニズムと世界意識」を切り口に照射するあたらしい社会史。 定価=本体 5,800円+税 |
[著者]竹村民郎 二十世紀初頭日本におけるモダニズム受容の先進地域であった阪神間(関西)モダニズムの諸相を「交通文化圏」「日本型田園都市」「都市と余暇文化」の形成、さらに実業家たちのフィランソロピー(社会的貢献)に関連させて考察する。 [書評] 定価=本体 6,400円+税 |
[著者]竹村民郎 世界資本主義の帝国主義段階への移行期における「兵器生産主導型蓄積」の問題をあきらかにし、今世紀初頭、世界史の転換期におけるわが国の産官軍連繋の深化とフォーディズムの受容、そして天皇主義サンディカリズムの形成について論じる。 定価=本体 6,400円+税 |
[著者]竹村民郎 1920−30 年代世界資本主義の危機に対応したわが国の政治・経済・文化をめぐる立憲民主主義的潮流と、天皇制主義サンディカリズムとして台頭する国家主義・軍国主義的潮流との相剋の位相を明らかにし、また戦後の「国民のための歴史学」運動を検証する。 「1920年代における経済政策転換とその条件」「検証『国民のための歴史学』運動」ほか。 定価=本体 6,800円+税 |
[編]三元社編集部 竹村民郎(大阪経済大学名誉教授・国際日本文化研究センター共同研究員)は名著『大正文化』『廃娼運動』『関西モダニズム再考』をはじめ、 1920-30 年代における日本のモダニズム研究の嚆矢をなし、社会史・経済史の知の沃野を独自の視点で拓いてきた。日本モダニズム研究の泰斗・竹村民郎の著作集全5巻完結(2015年春)を記念し、気鋭の研究者47人が竹村社会史学の全貌に挑む記念論集。 定価=本体 2,500円+税 |
いつから時計が気になるようになったのか。 [書評] 定価=本体 3,800円+税 |
[著者]李英載 植民地映画はいかにして「国家」を発見したか。 [書評] 定価=本体 2,800円+税 |
[著]木下宏一 それ大亜細亜復興の 長計夢寐に忘れねど…… 定価=本体 2,700円+税 |
明治維新により劇的な変容を経験した日本人の身装[身体と装い]。本書は装いのあり方を、服装や髪型にとどまらず、環境、衛生観、身体観、しぐさなど、広範な事象・できごととの対応関係のなかで展望する。日本人は舶来の品々・文化をどのように批判し、そして受けいれていったのか。新聞・雑誌記事、広告など、膨大な同時代資料によって、明治から敗戦までの日常を生き生きと再現する 245 話。 [書評・紹介] [受賞] 定価=本体 8,000円+税 |
日本の大衆文化〈マンガ、アニメ、映画、J-POP、テレビなど〉を、韓国の若者はどう受けとめているのか。日韓両国民が抱くお互いのイメージは、大衆文化からどのような影響を受け、また与えているのか。日韓の研究者が協力した共同調査に基づき、グローバル化時代の日韓交流の新たな形を考える。 定価=本体 2,800円+税 |
[著者]石ア貴比古 日本列島において、人々は二つの隣国を鏡にして、国の自画像を描いてきた。直接交渉を持った巨大な中国と、彼方に夢想した仏教の聖地・天竺である。日本・中国・天竺からなる三国世界観は、江戸時代に新しい世界認識・五大州へとその座を譲った。そして現在、仏教の聖地はインドという名で呼ばれている。 [書評・紹介] 定価=本体 5,200円+税 |
[編著者]尾本惠市 「将棋学」への誘い──── 定価=本体 2,400円+税 |
[著者]高橋晴子 同時代資料が自ら語る「身体と装い」の時代史―― [書評] 定価=本体 7,400円+税 |
同時代資料が自ら語る「身体と装い」の時代史。
1868 ― 1945 [書評・紹介] 定価=本体 16,000円+税 |
[著者]関根伸一郎 スイス南端アスコーナで20世紀初頭に出発した菜食者コロニーは、今日のエコロジー・自然療法・生活改善運動につながる実験的試みであり、また現代文学・芸術・思想運動の揺籃の地でもあった。その源流と興亡をエピソード豊かに展開。 定価=本体 2,500円+税 |
[著者]ベルント・ジーグラー 難民収容所への襲撃、外国人への暴行、ユダヤ人墓地の破壊、そして壁にハーケンクロイツ。秘かに、そして公然と拍手する人びと。なぜネオナチが受け入れられてしまうのか。反ファシズムをうたった戦後ドイツとは、いったい何だったのか。 定価=本体 2,233円+税 |
[編者]マンフレート・ゲルテマーカー+プロイセン文化財団映像資料館 帝国の終焉からヒトラーの全権掌握に至る黄金の一九二〇年代ベルリンを多面的な切り口で記述し貴重な写真、絵画、図像で再現する。 [書評・紹介] 定価=本体 5,800円+税 |
[著者]グレゴーア・ショレゲン 生誕百年――ブラント伝のベストセラー! [書評] 定価=本体 4,000円+税 |
[著]エルンスト・ハーニッシュ 日本とどこか似ているオーストリア! [書評・紹介] 定価=本体 14,000円+税 |
[著者]マックス・ケルナー+クラウス・ヘルバース 女性であることを偽って即位し出産した女教皇がいた――。 [書評・紹介] 定価=本体 3,000円+税 |
[著]陳培豊 「歌唱台湾」=「台湾を歌う」。本書は台湾語流行歌から台湾を描き出そうするものである。台湾語流行歌の日本化、演歌化は戦後、国民党政府支配になってからである。台湾人が日本的な要素を自らの歌唱文化に取り込んだのは、いかなる要因に由来するのだろうか。台湾社会が工業化へ向かう中、何が起こったのか。農村人口が大量に移動し始める戦後の社会的な変遷の中で、台湾語流行歌はいかなる需要を基盤に、どのようにして日本演歌と共に自分が歌う「伝統」を作り出したのか。 定価=本体 3,500円+税 |
[編著・監訳者]石剛 文化大革命は、何処からきて、何をなし、何をのこしたのか。中国国内第一線の研究者らによる、内なる視点を生かした研究から見えてくるものは、何か。 定価=本体 5,000円+税 |
[著者]ゲアハルト・A・リッター 19世紀まで遡れる巨大科学研究の歩みは、原子力・核開発、宇宙開発、健康や環境に関する研究開発など、新しいテクノロジーに関して様々な問題点をはらみながら、世界の性格を決定的に変化させた。現在見直されつつある巨大科学研究の現況。 定価=本体 2,500円+税 |
〈幻想〉の宝庫というイメージを纏って喧伝される「ケルト」。――それはなぜか。 [書評・紹介] 定価=本体 6,600円+税 |
[編者]ボルジギン・フスレ 北東アジア地域をめぐる諸国の力関係、軍事秩序、地政学的特徴、開戦及び停戦にいたるまでのプロセス、ハルハ河・フルンボイル地域における民族などに焦点をあて、最新の研究成果をもとに、各国の研究者がお互いの間を隔てている壁を乗りこえて、共有しうる史料に基づいて歴史の真相を検証。 定価=本体 3,800円+税 |
[口述者]李永熾 日本植民地期に生まれ、国民党独裁時代を生き抜き、自由化・民主化運動のなかに身をおき、知的営為と実践を通して、台湾の自由・民主・独立を目指した歴史学者の半生記。それは、台湾人の苦悩と闘い、そして希望へと繋がる民衆史でもある。 【書評・紹介】 定価=本体 6,000円+税 |
怪物としての民族主義を越えて! 定価=本体 3,600円+税 |
現職外相が明かす21世紀ロシアの外交路線!―― 定価=本体 2,500円+税 |
朴正熙独裁政権のもと、韓国は1960年代半ばベトナム戦争に参戦する。韓国側の被害者だけでも死亡5千人、負傷1万人、枯葉剤後遺症被害者2万人以上を生む一方で、ベトナム特需による経済発展をもたらしもした戦争――それは記憶の風化とともに現代の韓国社会では、徹底して忘れられた戦争でもあった。そして1999年になりようやく、韓国軍による民間人虐殺という衝撃的な事実が明らかになる。 [書評] 定価=本体 2,700円+税 |
[編]浜井祐三子 記憶に「かたち」を与えるメディアの機能と役割は如何なるものなのだろうか。特定の「記憶のかたち」を産み出した社会的コンテクストを読み解き、「想起と忘却のかたち」をめぐる闘争の場がどのように構築されていくのかを明らかにしていく。 定価=本体 3,700円+税 |
[著]陳玉箴(Yujen Chen)
「台湾料理」とはなにか? 本書は国宴、高級レストラン、夜市、庶民の食卓にのぼるさまざまな料理を紹介しつつ、「台湾菜(台湾の料理)」という概念が100年の間にいかに定義され、表現され、実践されてきたかを検証するものである。日本の台湾統治と第2次大戦後の権威主義的政権もまた、多くの新たな飲食の要素を台湾に持ちこみ、民主化後の、現在の「台湾」を形づくってきた。つまり「台湾料理」とは何かを問うことは、まさにこの100年余にわたって台湾社会がいかに大きな変化を経てきたかを理解することなのである。 [書評・紹介] 【電子書籍版もあります】 定価=本体 5,000円+税 |
[著者]李衣雲 台湾では、なぜ旧植民地支配者である日本の大衆文化が好感を持たれ、爆発的ブーム(「哈日現象」)を引き起こすことになったのか。台湾−日本−中国間の関係における「日本」イメージ、「中国」イメージの変化を、「脱日本化」と「中国化」、台湾人の集合的記憶やハビトゥスなど、歴史的文脈の複雑なもつれを解きほぐし、その実態を明らかにする。 [書評・紹介] 【電子書籍版もあります】 定価=本体 6,200円+税 |
終戦以前の台湾における「日本」は、いかにして台湾人の記憶となったのだろうか。記憶は、戦後日本との「再会」によって構築され興味深い展開となったが、その全貌は明かされていない。本書では文学、歌謡、映画、看護婦、家屋、学校に現れたさまざまな「日本」から、そのあり方、変容を探る。 [書評・紹介] 定価=本体 3,500円+税 |
清末民初、開国から辛亥革命、資本主義の急成長、プロレタリア革命による政権奪取、文化大革命、そして再び実行された改革開放の政策……。度重なる社会変革の影響は、例外なく女性の心身にも及んだ。激変する20世紀中国100年間の政治、経済、文化的な要請が女性の形象を変容させ、時代時代の〈美女〉を決定してきた。彼女たちの姿 ─ 服装、アクセサリー、しぐさ、振る舞い ─ の変容はすなわち、豊かな歴史的内容を含んでいる。女性たちの生をとらえた600点余の写真が、「もうひとつの歴史」を語る。 [書評] 定価=本体 2,600円+税 |
帝国あるいは近代国家においても、その領域には複数の政治体やネイション(国民・民族)が暮らしており、複数の言語が話されていた。ましてそれぞれの辺境地域では、より錯綜した多言語状況が存在していた。統治する側は、そうした地域の多言語状況をどのように捉え、対応したのか。そしてそこに暮らす人々にどのような結果をもたしたのかを、検証していく。 定価=本体 2,300円+税 |
「この本を読むと我われは殆どこの党のことを知っていなかったことが分かる。階級政党から左派国民政党に変貌していくSPDの姿をこれほど具体的に、しかもユニークな視点から分析した本はない。社民=リベラルに関心ある人びとにとっては必読の本であろう」 篠原一氏推薦。 定価=本体 8,000円+税 |
子どもたちの戦争体験は後の人生にどのように影響したか。 定価=本体 3,400円+税 |
[著]ヴォルフガング・ベーリンガー 1490年、中欧に最初の国際郵便路線が創設される。このコミュニケーション革命により、「郵便制度の創始者」フランツ・フォン・タクシスは、「アメリカ発見者」コロンブスと並ぶ者とされた。マクシミリアン1世を始めとする歴代の神聖ローマ皇帝たち、そしてゲーテやシラーの書信を輸送したタクシス郵便とはいかなるものだったのか。377年にわたるその郵便史、さらに今日まで500年を超えるトゥルン・ウント・タクシス企業史および家族史を、厖大な文献と史料を駆使して、その全貌を明らかにする。 [書評] 定価=本体 6,200円+税 |
[著]呉介民(Wu Jieh-min) 広東モデルなくして中国の台頭はなく、こんにちの中国モデルもなかった。本書は、台商の果たした役割を射程に、 珠江デルタ地域での 長期の現地調査で得た実証的データをグローバル価値連鎖理論に依拠して解読する。台商と在地体制・官僚の同盟関係とその終焉、資本家と国家による農民工への二重搾取、自前の価値連鎖の構築を図る中国の目論見とその制約要因などを論じ、「レントシーキング開発国家中国」の概念を打ち出す。世界が中国の政治・経済の先行きに強い関心を持つ今、本書は全く新しい視座を提供する。 定価=本体 7,000円+税 |
[著]塩川伸明 ナショナリズムという難問に挑む―― [書評] 定価=本体 2,800円+税 |
[著者] 横山佐紀 アメリカのアイデンティティの表象を担う歴史ミュージアム。そのプロセスに影響を及ぼす「民間資本」への問い。 [書評] 定価=本体 5,700円+税 |
[著者]デートレフ・ポイカート ナチ支配下の「ふつうの人びと」の日常を明らかにした、「下」からの社会史! 定価=本体 4,800円+税 |
[著者]アンドレアス・フォークトマイヤー 西ドイツ外交の歴史でもっとも興味深いのは「東方外交」であろう。建国以来西側ばかりに目を向けていたものを、ソビエト初め東欧諸国との関係改善に力を入れて懸案を解決しようと大きくカジを切った。これが、西ドイツ外交のもっとも躍動した時代を築き、世界の注目を集め、悲願のドイツ統一への道を切り拓いていったのである。その主役にはヴィリー・ブラントの名が挙げられるが、構想上・実践上影の主役を務めたのはエーゴン・バールであった。西ドイツ外交に果たしたバールの考えを中心にすえ、ドイツ統一前後までの外交の舞台裏を詳述する。 定価=本体 6,000円+税 |
[編]ボルジギン・フスレ ソ連は対日戦で60万人の日本軍捕虜を獲得し、その中から1万2000人がモンゴルに送られ、ウランバートルの都市建設の労働力などとして過酷な日々を過ごすことになった。捕虜がモンゴルに送られた背景、そして過酷な日々の実態を明らかにする。 定価=本体 2,000円+税 |
[著]ボルジギン・フスレ 移送・抑留・引き揚げまで [書評・紹介] 定価=本体 4,800円+税 |
第二次大戦後、台湾戒厳令下の恐怖政治の時代、白色テロに襲われた一家族の証言。10 年もの間、無実の政治犯として囚われた父親、そして家族を襲う悲劇。しかし周りの人々に支えられ、ついには家族の解放と穏やかな生活をとりもどす。アメリカ在住の女性学者がつづる国境を越えたファミリーヒストリー。 定価=本体 2,600円+税 |
ノモンハン戦争(事件)は多くの謎のみならずタブーに包まれている。モンゴル・日本・ロシア、さらにアメリカの研究者も加わったこの国際的研究は、ひとつひとつタブーを破って進んできた。本報告集はその過程を反映したものであり、炯眼な読者は、さらなる飛躍を読みとられるであろう。 定価=本体 1,700円+税 |
[著者]王恩美 韓国華僑はいかにして中華民国を「祖国」として統合されたのか。そして、中華民国の台湾化が進むなかで「祖国」意識を崩壊させていったのかを、朝鮮南北分断・中国分裂という戦後東アジアの冷戦構造とその崩壊、韓国・中華民国関係史と華僑政策の変遷史のなかであきらかにする。 定価=本体 6,300円+税 |
[著者] ヘルマン・ヴェントカー 占領下の厳しい冷戦のなか、ドイツを分断して 1949 年に誕生した東ドイツ。わずか 40 年の短命国家の外交の任務はつねに、国の存立の保障の確保にあった。たえず国家の「存在の不安」に悩まされていたからである。本書を通じて、ベルリン問題の本質がわかるし、ハンガリー動乱、ベルリンの壁の建設、「プラハの春」、ブラント政権の「新東方政策」、度重なるポーランド騒擾など、現代世界史の真相があらためて生々しく迫ってくる。 定価=本体 8,400円+税 |
西ドイツ社会の闇の履歴書! 政・財・官におけるナチスの系譜が物語る、もうひとつのドイツ戦後史。ナチスに迫害された人びと、抵抗した数少ない人びと、かれらの戦後は? そして償いは? そして、統一ドイツは……? そして……? 定価=本体 2,136円+税 |
台湾人にとっての「日本」とは 定価=本体 3,800円+税 |
[著者]W・ベルクマン+R・エルプ+A・リヒトブラウ 「ヴァルトハイム事件」(1986年)以後、ようやく批判的な現代史研究が始まったオーストリア。体制崩壊、ドイツ統一後の資料検証によりその実像が明らかになり始めた東ドイツ。これら最新の研究成果から、ドイツ語圏三国の過去処理を比較した戦後史。 定価=本体 7,500円+税 |
[著者]宇京ョ三 アメリカの建国以来つづくフランスとの〈危険な関係〉。本書は、「ラ・ファイエット神話」、自由の女神、「アングロ・アメリカン」コンプレックス、マーシャルプラン、文化のマジノ線などをキーワードとして、歴史や社会、文学や映画の多様な方面からフランス・アメリカの関係史を描いている。ユニークで意欲的な仏米比較論の試み。 定価=本体 2,800円+税 |
[著]ボルジギン・フスレ これまで日本の研究者には利用しえなかった,モンゴル語,ロシア語,中国語の史料,およびオーラルヒストリー調査から得られた基礎的なデータにもとづいて, ハルハ河・ノモンハン戦争(ノモンハン事件)の全体像を解き明かし, 20世紀前半の北東アジアの秩序の形成と維持に果たした日本・ロシア・中国・モンゴルの役割をよみなおそうとするものである。 定価=本体 5,989円+税 |
[編著]ボルジギン・フスレ(呼斯勒/Husel Borjigin) 世界史上最初の遊牧帝国――匈奴帝国がつくった城址,遼,西夏,金の諸帝国が防衛等のために建設した長城など。これら歴史的遺構は,中央ユーラシアあるいは北アジア地域における多民族,多勢力の力の均衡によるものである。さまざまな視点からのアプローチによってその謎に迫る。 定価=本体 4,000円+税 |
[編著]ボルジギン・フスレ ユーラシア草原を席巻したモンゴル民族の壮大な英雄叙事詩。その成り立ちから現在の受容までを、精緻なテキストクリティークとともに描き出す。 [書評・紹介] 定価=本体 3,500円+税 |
[著者]土屋礼子 明治開化期、近世(=錦絵)と近代(=ニュースペーパー)の混合のうえに庶民のメディアとして登場し、大衆ジャーナリズムの先駆けとなったが、一瞬の輝きの後、時代の波に消え去った錦絵新聞の全貌。カラー口絵、図版多数。詳細発行資料付。 定価=本体 3,495円+税 |
[編著者]大友展也 新聞ジャーナリズムの原点を読み解く──── 定価=本体 10,000円+税 |
[著者]エーリヒ・シュトラスナー ドイツ新聞の歴史的形成・変容と言語学的研究―― 定価=本体 3,200円+税 |
[著]服部洋一 文化人類学は、「我われ自身の死」について何を語ることができるのか? 定価=本体 3,200円+税 |
[著者]浜井祐三子 ハニフォード事件(教育と人種主義)と 多「人種」・多文化社会イギリスにおいて、サッチャー政権下で起きた「多文化主義」をめぐる 2 つの事件の新聞報道を通して、「新しい人種主義」の言説が「自然化」される過程を明らかにしていく。 定価=本体 2,800円+税 |
[著者]小森宏美 独立回復とその後の国民国家としての社会統合にあたって、エストニアほど歴史認識と言語が重要な役割を果たした例は少ない。本書は、「歌う革命」とソ連邦からの独立回復、EU加盟にむかう政治過程をふり返るなかで、歴史認識・叙述がいかに政治に結びつきその政策を正当化してきたか、そして集団間の摩擦・衝突を引き起こしたかを検証し、歴史とシティズンシップの関係をさぐる。 定価=本体 2,600円+税 |
[著者]伊藤正子 「2004年東南アジア史学会賞受賞作の増補改訂版」 定価=本体 4,800円+税 |
[著]佐藤斉華 ヨルモの結婚において、女性は生家から婚家へと贈与されるモノと位置づけられる。もちろん、社会が女性をどう位置づけようとも女性=人間はモノになるわけがない――彼女達は常に行為者であり、そうあり続けてきた。社会的に行為する力を剥奪されつつも、自らの生をそれぞれに切り拓いてきた女性達の生を、その語りの陰翳に寄り添って描きだす。 [書評] 定価=本体 5,500円+税 |
[著]浅井優一 メラネシア・フィジーにおいて三十年ぶりに開催された最高首長の即位儀礼。そして、植民地期以来、 土地(ヴァヌア)と社会集団の所有関係を規定してきた古文書。この二つの「詩的テクスト」の記号論的繋がり――メタプラグマティクス――を、儀礼スピーチや神話的語りの緻密な記述・分析を通して審らかにする言語人類学的エスノグラフィー。 [書評・紹介] 定価=本体 5,741円+税 |
[著]田森雅一 変化の激しい近代社会のなかで、北インドの古典音楽家たちは、ガラーナーという用語・概念を用いて“われわれ”を語ることで何をなそうとしているのか。音楽伝統と社会音楽的アイデンティティの再生産と再創造の問題を問う。 定価=本体 6,100円+税 |
[著者]岡豊 部族の政治的・社会的役割が近代国家の発達や時代の経過や生活様式の変化を経ても厳然と存続していることを、シリアで行った世論調査などを踏まえ明らかにしていく。 [関連記事] 定価=本体 2,800円+税 |
[著者]櫻間瑛 「クリャシェン」は、なぜ「民族」を名乗るのか。 定価=本体 5,093円+税 |
[著者]長谷川秀樹 革命の母国フランスから「植民化なき植民地」として扱われてきたコルシカの人々の言語・文化・社会の形成と変容を明らかにするとともに、地域の視点から、国民国家、ヨーロッパ統合をとらえ直す。 定価=本体 3,500円+税 |
[著者]渡邊日日 ロシア、ブリヤート共和国のモンゴル系であるブリヤート人は、社会主義のあと、自己や集団をどのように認識し、新自由主義的再編を生き抜こうとしているのか。準拠概念を手掛かりに、経済・言語・儀礼・教育を舞台にして、その社会と知識を問う。 定価=本体 7,600円+税 |
[編]名和克郎 多民族・多言語・多宗教・多文化性を前提とした連邦民主共和制に向けた転換期のネパールを生きる人びとの歩み、その主張と実践がおりなす布置を「包摂」を梃子に明らかにすると同時に、「包摂」をめぐる現象を民族誌的状況(生活世界)の中に位置付け、「統合」から「包摂」へと転換した「民主化」のいまを描きだす。 定価=本体 6,300円+税 |
[著]田島知清 本場の普?茶を歴史・製法から明らかにする。チベット茶商がじかに買付に来た、香港へ牛と舟で出荷した、そして現在の茶農の生活など豊富なエピソードを紹介。普?茶とは何か、どこへゆこうとしているのかを、産地から発信する。中国茶ファンのほか、茶業関係者、少数民族に関心をもつかたにもおすすめ。日中両国で出版。 定価=本体 3,700円+税 |
[著者]塩原良和 対抗原理としての 多文化主義〈再構築〉に向けて──── 定価=本体 2,800円+税 |
[著者]名和克郎 チベット国境付近にあるビャンス地方、そこでは、どんな言語が話され、どんな生活が営まれているのか。もちろん日本で唯一のビャンジー語話者である著者が、民族学的方法論を批判的に検証しつつ、いま、民族誌を編むことを自らに問いかけながら描き出した、人々の生活と、その指し示すもの。 [受賞] 定価=本体 6,000円+税 |
シリア内戦10年 取材・文を担当された小澤祥子さんが、本書の特設ページを開設して下さいました。出版記念イベント情報も掲載されています。→こちら 定価=本体 1,300円+税 |
[著]高野さやか 国家法と慣習法は、現在どのような関係にあるのか。北スマトラ州の多民族多文化都市メダンの地方裁判所からみた国家法(フクム)と慣習法(アダット)の動態を法人類学の視点から読み解く。 [書評・紹介] [受賞] 定価=本体 4,000円+税 |
[編著者]趙江林[ちょう・こうりん/ZHAO JIANGLIN] 本書は地域レベルにおける市場と工業化の関係を分析し、アジア工業化が直面している市場の問題及び中国の対応を検討する。そして中国を含むアジアの経済発展が外部環境の制約に直面しているという背景のもとで、需要と市場の観点からアジア地域の自立的経済発展のために必要となる中国とアジア地域との関係調整の可能性およびその持続性を分析し、それに基づいて中国のアジア戦略を考察する。 定価=本体 3,200円+税 |
[著者]伊藤正子 ある「民族」とされることが、人々になにをもたらし、なにを求めさせるのか。 【電子書籍版もあります】 定価=本体 3,800円+税 |
[著者]東賢太朗 呪術のリアリティの境界は、どこにあるのか。「そんなはずはない、だがしかし……」というつぶやき。そこには呪術をめぐる「実感の共同性」が立ち現れる。合理/非合理、内在/超越という二重のアポリアを超え出る、呪術への実体論的アプローチによって、呪術と近代、〈我々〉と〈彼ら〉をめぐる、あらたな可能性をさぐる。 [書評] [紹介] 定価=本体 5,000円+税 |
南京、武漢のコロナ禍の日常をカメラで追い、日中両国で脚光を浴び、一躍網紅(ワンホン)(ネット上の人気者)となった、中国に移住した日本人ドキュメンタリー監督の中国での記録と「私がここに住む理由」。日中の複雑な相互理解と文化的差異と誤解のもつれを、カメラを通してあるがままの姿を伝えることで、ときほぐしていく。 定価=本体 1,800円+税 |
[発行]地中海学会 地中海学会発行の1978年以来続く年報の最新号。今号は論文4本、研究ノート2本、講演採録1本、書評1本を所収。 →地中海学会定価=本体 3,000円+税 |
[発行]地中海学会 地中海学会発行の1978年以来続く年報の最新号。今号は論文3本、研究動向1本、書評3本を所収。 定価=本体 3,000円+税 |
[発行]地中海学会 地中海学会発行の1978年以来続く年報の最新号。今号は論文1本、研究ノート1本、書評1本、2019年の学会大会シンポジウム要旨を所収。 定価=本体 3,000円+税 |
[発行]地中海学会 地中海学会発行の1978年以来続く年報の最新号。今号は論文3本、書評2本、特別寄稿1本、2020年の学会大会シンポジウム要旨を所収。 定価=本体 3,000円+税 |
[発行]地中海学会 地中海学会発行の1978年以来続く年報の最新号。今号は論文4本、書評1本を所収。 定価=本体 3,000円+税 |
[発行]地中海学会 地中海学会発行の1978年以来続く年報の最新号。今号は論文1本、書評3本を所収。 定価=本体 3,000円+税 |
[発行]地中海学会 地中海学会発行の1978年以来続く年報の最新号。 今号は論文4本、書評1本、大開記念講演1本、2023年の学会大会シンポジウム要旨を所収。 定価=本体 3,000円+税 |