[ことば・他]社会言語学雑誌『ことばと社会』歴史・社会思想評論・文学・紀行|コンピュータ生活
        
シリーズ「コーヒータイム人物伝」シリーズ「知のまなざし」シリーズ「教養」
[ 芸 術 ]美学・美術史芸術パフォーミングアーツ|シリーズ・作品とコンテクスト雑誌『西洋美術研究』

歴史・社会

日本海外新聞ジャーナリズム文化人類学・地域研究|*各50音順*

[日本]
学校・教師の時空間 [編著者]奈須恵子+逸見敏郎
[増補版]教育勅語への道 [著者]森川輝紀
近代日本の身装文化 [著者]高橋晴子
国民道徳論の道 [著者]森川輝紀
植民地官僚の政治史 [著者]岡本真希子
植民地朝鮮と宗教 [編著者]磯前順一+尹海東
叙述のスタイルと歴史教育 [編著者]渡辺雅子
新編 下田歌子著作集  女子のつとめ【現代語訳】 [著]下田歌子 [監修]実践女子学園下田歌子研究所
新編 下田歌子著作集  婦人常識訓 [著]下田歌子 [監修]実践女子学園下田歌子研究所
一九三〇年代日本における家庭教育振興の思想 [著者]志村聡子
戦後期アイヌ民族-和人関係史序説 [著者]東村岳史
大正自由教育と経済恐慌 [著者]森川輝紀
[増補]大正文化 帝国のユートピア [著者]竹村民郎
竹村民郎著作集T 廃娼運動 [著者]竹村民郎
竹村民郎著作集U モダニズム日本と世界意識 [著者]竹村民郎
竹村民郎著作集V 阪神間モダニズム再考 [著者]竹村民郎
竹村民郎著作集W 帝国主義と兵器生産 [著者]竹村民郎
竹村民郎著作集X 帝国主義と兵器生産 [著者]竹村民郎
村民郎著作集完結記念論集 [編]三元社編集部
遅刻の誕生 [編著者]橋本毅彦+栗山茂久
帝国日本の朝鮮映画 [著者]李英載
日本人のすがたと暮らし [著者]大丸弘+高橋晴子
日本大衆文化と日韓関係 [編著者]朴順愛+土屋礼子
日本文化として将棋 [編著者]尾本恵市
年表 近代日本の身装文化 [著者]高橋晴子
[海外]
アスコーナ 文明からの誕生 [著者]関根伸一郎
いま、なぜネオナチか? [著者]ベルント・ジーグラー
ヴァイマル イン ベルリン [編者]マンフレート・ゲルテマーカー+プロイセン文化財団映像資料館
ヴィリー・ブラントの生涯 [著者]グレゴーア・ショレゲン
女教皇ヨハンナ [著者]マックス・ケルナー+クラウス・ヘルバース
「牛鬼蛇神を一掃せよ」と文化大革命 [編著・監訳者]石剛
巨大科学と国家 [著者]ゲアハルト・A・リッター
国際的視野のなかのハルハ河・ノモンハン戦争 [編者]ボルジギン・フスレ
新ロシア外交 [著者]イーゴリ・イワノフ
戦争の記憶 記憶の戦争 [著者]金賢娥(キム・ヒョナ)
想起と忘却のかたち [編]浜井祐三子
台湾のなかの日本記憶 [編者]所澤潤+林初梅
チャイナ・ガールの1世紀 [編著者]李子雲+陳恵芬+成平
ドイツ社会民主党の戦後史 [著者]P・レッシェ+F・ヴァルター
トゥルン・ウント・タクシス その郵便と企業の歴史 [著者]ヴォルフガング・ベーリンガー
ナショナリズムの受け止め方 [著者]塩川伸明
ナショナル・ポートレート・ギャラリー [著者]横山佐紀
[改装版]ナチス・ドイツ ある近代の社会史 [著者]デートレフ・ポイカート
西ドイツ外交とエーゴン・バール [著者]アンドレアス・フォークトマイヤー
日本人のモンゴル抑留とその背景 [編]ボルジギン・フスレ
ハルハ河・ノモンハン戦争と国際関係 [編者]田中克彦+ボルジギン・フスレ
東アジア現代史のなかの韓国華僑 [著者]王恩美
東ドイツ外交史 [著者]ヘルマン・ヴェントカー
ヒトラーの長き影 [著者]ウヴェ・リヒタ
「負の遺産」との取り組み [著者]W・ベルクマン+R・エルプ+A・リヒトブラウ 
フランス-アメリカ──この〈危険な関係〉 [著者]宇京ョ三
[新聞ジャーナリズム]
大阪の錦絵新聞 [著者]土屋礼子
『新着雑報』1650年、世界最古の日刊新聞 [編著者]大友展也
ドイツ新聞学事始 [著者]エーリヒ・シュトラスナー
[文化人類学・地域研究]
イギリスにおけるマイノリティの表象 [著者]浜井祐三子
エストニアの政治と歴史認識 [著者]小森宏美
エスニシティ「創生」と国民国家ベトナム [著者]伊藤正子 
彼女達との会話 [著者]佐藤斉華
儀礼のセミオティクス [著者]浅井優一
近代インドにおける古典音楽の社会的世界とその変容
 [著者]田森雅一
現代シリアの部族と政治・社会 [著者]岡豊
コルシカの形成と変容
 [著者]長谷川秀樹
社会の探究としての民族誌 [著者]渡邊日日
体制転換期ネパールにおける「包摂」の諸相 [編]名和克郎
ネオ・リベラリズムの時代の多文化主義 [著者]塩原良和
ネパール、ビャンスおよび周辺地域における儀礼と社会範疇に関する民族誌的研究 [著者]名和克郎
ポスト・スハルト期インドネシアの法と社会 [著者]高野さやか
民族という政治 [著者]伊藤正子
リアリティと他者性の人類学 [東賢太朗]


[日本]

学校・教師の時空間

中学校・高等学校の教師をめざすあなたに

[編著者]奈須恵子逸見敏郎

教師は、その仕事を通してどのようなことと出会い、取り組むことになるのか、そして学校とはどのような場所なのか。本書は、教師の具体的な仕事に即しつつ、学校で行われる教育活動を解説するとともに、教育を相対化する視点の必要性を伝え、自ら考えるためのヒントを提供していく。

定価=本体 2,300円+税
2012年2月29日A5判並製/252頁/ISBN978-4-88303-307-2



[増補版]教育勅語への道
教育の政治史

[著者]森川輝紀

国家と教育。教育政策に大きな足跡を残した、田中不二麿、元田永孚、森有礼、井上毅。明治国家形成期、ゆれ動く時代のなかで、近代教育制度の確立に向けて、彼らは、国家と教育の関係をどのようにとらえ、教育に何を求めたのか。そして、なぜ教育勅語へと至ったのか。

定価=本体 3,200円+税
2011年7月25日/四六判上製/348頁/ISBN978-4-88303-295-2



近代日本の身装文化
「身体と装い」の文化変容

[著者]高橋晴子

髪型 服装 しぐさ=身装────
明治維新以降、近代化の過程で「身装」はいかなる変容を経て、また、どのように認識されてきたのか。国立民族学博物館のデータベース構築を手がけた著者が、現代にのこる膨大な資料──絵画、写真などにみる画像、新聞、雑誌、小説といった文献データ──を、仔細に分析した労作。

[書評]
《週刊読書人》2006年3月24日号、評者:蔵持不三也氏
《日本経済新聞》書評欄、2006年2月19日、評者:深井晃子氏

定価=本体 6,000円+税
2005年12月20日/A5判上製/464頁/ ISBN978-4-88303-171-9



国民道徳論の道
「伝統」と「近代化」の相克

[著者]森川輝紀

「教育勅語」をいかに近代国民国家のなかで機能させていくか。正統イデオローグとして、元田永孚、井上哲次郎、吉田熊次らは、そのために、いかなる論理を構築したのか。また、それらがいかように受け入れられ、あるいは排除されていったのかを明らかにし、日本近代教育の基底を問う。

定価=本体 2,500円+税
2003年5月10日/四六判上製/240頁/ISBN978-4-88303-118-4



植民地官僚の政治史
朝鮮・台湾総督府と帝国日本

[著者]岡本真希子

1895年から半世紀、「帝国日本」は台湾・朝鮮などの植民地統治のために、膨大な植民地官僚群を生みだしてきた。本書は、これら植民地官僚群に関わるさまざまな制度、高級官僚の人材や異動の動態を明らかにしながら、民族問題と植民地官僚制の複雑な相関関係、そして本国−植民地を架橋する50年の政治史を論ずる。

定価=本体 13,000円+税
2008年2月25日/A5判上製、初回函入/992頁/ISBN978-4-88303-220-4



植民地朝鮮と宗教
帝国史・国家神道・固有信仰

[編著者]磯前順一尹海東

天皇制国家のもと、植民地と宗主国を往還する宗教諸政策。西洋的な宗教概念が日本経由で移入され、人々の日常生活が分節化されていく。キリスト教と仏教、国家神道とシャーマニズム。ポストコロニアル研究を東アジアの近代経験から捉え直した、日韓の研究者による共同研究の成果。

[書評・紹介]
『寺門興隆』2013年3月号
《週刊読書人》2013年4月12日号、評者:洪宗郁氏
《図書新聞》2013年4月27日、評者:三原芳秋氏

定価=本体 3,800円+税
2013年1月20日
A5判上製/370頁/ISBN978-4-88303-329-4



叙述のスタイルと歴史教育
教授法と教科書の国際比較

[編著者]渡辺雅子

歴史はいかに語られるか――
歴史は様々な枠組みで語られ、人々の歴史の理解もこの枠組みに従う。
実証主義やイデオロギー問題にからむ記述の妥当性以前の、歴史の叙述と理解の枠組みを教科書と教授法の国際比較から分析する。

定価=本体 2,800円+税
2004年12月1日刊行/A5判並製/280ページ/ISBN978-4-88303-127-6



新編 下田歌子著作集  女子のつとめ【現代語訳】

[著]下田歌子
[監修]実践女子学園下田歌子研究所
[訳]伊藤由希子

少女、妻、主婦、母、姑、姉、妹、小姑。女性がたどる人生のステージごとの自分も周囲も円満となる賢き振る舞いを説く。

定価=本体 3,200円+税
2017年3月20日/四六判並製/320頁/ISBN978-4-88303-434-5



新編 下田歌子著作集  婦人常識訓

[著]下田歌子
[監修]実践女子学園下田歌子研究所
[校注]伊藤由希子

女子教育の先覚者、下田歌子が女性のほんとうの幸せを願って書き残した娘、妻、母そして一個の人としての心得。
「新編 下田歌子著作集」について……明治から昭和にかけて日本女性の生き方を真摯に考え、論じた下田歌子。女性のより一層の活躍が求められる現在、その多くの著作の中から、現代の日本の社会に資するところが大きいものを「新編下田歌子著作集」として刊行する。

定価=本体 4,500円+税
2016年3月20日
四六判並製/520頁/ISBN978-4-88303- 404-8



一九三〇年代日本における家庭教育振興の思想
「教育する母親」を問題化した人々

[著者]志村聡子

都市新中間層の「教育する母親」は、なぜ問題とされたのか。「家庭教育振興政策」が展開されるなか、問題化された母親たちを指導しようと試みた、倉橋惣三、青木誠四郎、上村哲弥の「家庭教育の思想」を明らかにする。

[書評]
『日本の教育史学』(教育史学会紀要)第57集、2014年、評者:山本敏子氏

定価=本体 3,800円+税
2012年10月31日
A5判上製/290頁/ISBN978-4-88303-322-5



戦後期アイヌ民族-和人関係史序説
1940年代後半から1960年代後半まで

[著者]東村岳史

アイヌ民族と和人の新たな歴史記述に向けて――
アイヌ近現代史においてもっとも記録の蓄積が薄かった戦後1940年代後半から60年代後半までを、アイヌ民族―和人関係史という枠組み設定により多面的に叙述するはじめての試み。 戦後20数年間の歴史が現在へと架橋される。

定価=本体 3,600円+税
2006年5月20日/A5判上製/360頁/ISBN978-4-88303-180-1



大正自由教育と経済恐慌
大衆化教育と学校教育

[著者]森川輝紀

大衆化社会・経済恐慌・ファシズムへと社会の枠組みが大きく振れていくなかで、地域社会での現実を学校・教師はどのように意識し対処したのか。埼玉県をフィールドとして、近代教育における可能性とその転形への道筋をさぐる。

定価=本体 2,800円+税
1997年2月28日/四六判並製/246頁/ISBN978-4-88303-037-8



[増補]大正文化 帝国のユートピア
世界史の転換期と大衆消費社会の形成

[著者]竹村民郎

近代日本初の大量消費社会の萌芽的形成、大衆文化の登場、デモクラシーと軍国主義の交錯する大正時代=帝国のユートピアを、政治・経済・文化・生活の領域にわたってあざやかに再現し、現代への連続・非連続性の位相をあきらかにする。

定価=本体 2,800円+税
2010年8月31日/A5判上製/320頁+カラー口絵4頁/ISBN978-4-88303-274-7

廃娼運動
竹村民郎著作集 T

[著者]竹村民郎

[紹介]
《神戸新聞》(2013年4月6日、記者:田中真治氏)→記事を読む

女性がその青春の終わりまでに、もはや一個の廃品でしかないという悲劇は、近代日本の荒廃を如実に物語っている。廃娼運動は、苦界に沈む女性の救済に献身し、この荒廃をもっともラディカルに告発しつづけた唯一の市民運動にほかならない。
「廃娼運動」「大連廃娼事始め」「廃娼運動思想の往還」ほか。

定価=本体 4,800円+税
2011年9月25日/A5判上製/488頁/ISBN978-4-88303- 293-8



モダニズム日本と世界意識
竹村民郎著作集 U

[著者]竹村民郎

二十世紀初頭日本はどのような時代を迎えようとしていたのか。大量消費社会の萌芽的形成、大衆文化の登場、デモクラシーと軍国主義の交錯する1920年代とその境界諸領域の問題を「モダニズムと世界意識」を切り口に照射するあたらしい社会史。
「世界一周の夢を実現したパイオニア群像」「孫文の日中経済同盟論とその周辺」ほか。

定価=本体 5,800円+税
2012年1月25日/A5判上製/544頁/ISBN978-4-88303- 302-7



阪神間モダニズム再考
竹村民郎著作集 V

[著者]竹村民郎

二十世紀初頭日本におけるモダニズム受容の先進地域であった阪神間(関西)モダニズムの諸相を「交通文化圏」「日本型田園都市」「都市と余暇文化」の形成、さらに実業家たちのフィランソロピー(社会的貢献)に関連させて考察する。
「阪神間モダニズムの社会的基調」「田園都市思想の一源流、ラスキン - モリス」ほか。

[書評]
『週刊ポスト』「この人に訊け!」、2012年11月2日号、評者:大塚英志氏

定価=本体 6,400円+税
2012年7月31日/A5判上製/600頁/ISBN978-4-88303-316-4



帝国主義と兵器生産
竹村民郎著作集 W

[著者]竹村民郎

世界資本主義の帝国主義段階への移行期における「兵器生産主導型蓄積」の問題をあきらかにし、今世紀初頭、世界史の転換期におけるわが国の産官軍連繋の深化とフォーディズムの受容、そして天皇主義サンディカリズムの形成について論じる。
「1920-30年代、帝国の危機における天皇主義サンディカリズムの形成」ほか。

定価=本体 6,400円+税
2013年11月25日/A5判上製/544頁/ISBN978-4-88303-332-4



リベラリズムの経済構造
竹村民郎著作集 X

[著者]竹村民郎

1920−30 年代世界資本主義の危機に対応したわが国の政治・経済・文化をめぐる立憲民主主義的潮流と、天皇制主義サンディカリズムとして台頭する国家主義・軍国主義的潮流との相剋の位相を明らかにし、また戦後の「国民のための歴史学」運動を検証する。 「1920年代における経済政策転換とその条件」「検証『国民のための歴史学』運動」ほか。

定価=本体 6,800円+税
2015年4月15日/A5判上製/592頁/ISBN978-4-88303- 379-9



竹村民郎著作集完結記念論集

[編]三元社編集部

竹村民郎(大阪経済大学名誉教授・国際日本文化研究センター共同研究員)は名著『大正文化』『廃娼運動』『関西モダニズム再考』をはじめ、 1920-30 年代における日本のモダニズム研究の嚆矢をなし、社会史・経済史の知の沃野を独自の視点で拓いてきた。日本モダニズム研究の泰斗・竹村民郎の著作集全5巻完結(2015年春)を記念し、気鋭の研究者47人が竹村社会史学の全貌に挑む記念論集。

定価=本体 2,500円+税
2015年12月25日
A5判並製/248頁/ISBN978-4-88303-397-3



遅刻の誕生
近代日本における時間意識の形成

[編著者]橋本毅彦栗山茂久

いつから時計が気になるようになったのか。
明治6年1月1日をもって、日本は太陽暦、定時法の社会へと転換した。鉄道、工場、学校における時間規律の導入はいかにして行なわれ、そして、人々の生活をどのように変えていったのか。現在に至るまでの、時間意識の変遷をたどる。

[書評]
《朝日新聞》「天声人語」、2009年12月26日→記事を読む
《朝日新聞》「天声人語」、2014年3月22日

定価=本体 3,800円+税
2001年8月25日/A5判上製
/257頁/ISBN978-4-88303-083-5



帝国日本の朝鮮映画

植民地メランコリアと協力

[著者]李英載

植民地映画はいかにして「国家」を発見したか。
1930年代末から1945年にかけ植民地朝鮮で製作された劇映画『志願兵』『半島の春』『家なき天使』、そして戦後の名作『嫁入りの日』などの表象分析をとおして、帝国日本と植民地エリートのあいだで密かにおこなわれた「国家」と「協力」をめぐる交渉と競合、そしてポスト植民地国家への連続性の位相を明らかにする。

[書評]
《図書新聞》2014年2月8日号、評者:小野沢稔彦氏
『映画芸術』446号(2013年冬号)、評者: 韓東賢氏

定価=本体 2,800円+税
2013年10月25日A5判並製/296頁/ISBN978-4-88303-347-8



日本人のすがたと暮らし
明治・大正・昭和前期の身装

[著]大丸弘高橋晴子

明治維新により劇的な変容を経験した日本人の身装[身体と装い]。本書は装いのあり方を、服装や髪型にとどまらず、環境、衛生観、身体観、しぐさなど、広範な事象・できごととの対応関係のなかで展望する。日本人は舶来の品々・文化をどのように批判し、そして受けいれていったのか。新聞・雑誌記事、広告など、膨大な同時代資料によって、明治から敗戦までの日常を生き生きと再現する 245 話。
「和・洋服の比較論」「西洋人・白人羨望 」「照明」「銭湯」「すわり方」「美顔術」「眼鏡」「アッパッパ」「モダンガール」「チャンバラと男のイメージ」など。

[書評・紹介]
《週刊読書人》2017年2月10日号、評者:蔵持不三也氏→週刊読書人HPで書評を読む
《朝日新聞》2017年2月12日、読書欄「情報フォルダー」

定価=本体 8,000円+税
2016年12月20日B5判並製/536頁/ISBN978-4-88303-416-1



日本大衆文化と日韓関係
韓国若者の日本イメージ

[編著者]朴順愛土屋礼子

日本の大衆文化〈マンガ、アニメ、映画、J-POP、テレビなど〉を、韓国の若者はどう受けとめているのか。日韓両国民が抱くお互いのイメージは、大衆文化からどのような影響を受け、また与えているのか。日韓の研究者が協力した共同調査に基づき、グローバル化時代の日韓交流の新たな形を考える。

定価=本体 2,800円+税
2002年5月25日/A5判上製/272頁/ISBN978-4-88303-096-5



日本文化としての将棋

[編著者]尾本惠市

「将棋学」への誘い────
『この本は、将棋を日本の伝統文化として捉えたものである。学者のメッカである国際日本文化研究センター主導の研究成果の集大成で、学術書といえる名著』
(永世棋聖・米長邦雄)

定価=本体 2,400円+税
2002年12月20日/四六判上製/312頁/ISBN978-4-88303-109-2



年表 近代日本の身装文化

[著者]高橋晴子

同時代資料が自ら語る「身体と装い」の時代史――
「身装=身体と装い」にまつわる新聞記事などの膨大な同時代資料で編まれた、あたらしい発想の資料、身装年表。明治維新以降、近代化の過程における身装を、生活シーンの実況のなかで観察し、そこに身装の実際を成り立たせる物的、社会的環境の推移など広域な周縁資料をも加味することによって、時代時代に生きる人々の「身装」を再現。身装という視野のなかでの文化変容のステップを実感的に捉える試み。

[書評]
《日本経済新聞》「目利きが選ぶ今週の3冊」、2007年6月13日、選者:井上章一氏
《読売新聞》書評欄、2007年7月15日、評者:磯田道史氏

定価=本体 7,400円+税
2007年5月30日/A5判上製/608頁/ISBN978-4-88303-189-4





[海外]

アスコーナ 文明からの逃走
ヨーロッパ菜食者コロニーの光芒

[著者]関根伸一郎

スイス南端アスコーナで20世紀初頭に出発した菜食者コロニーは、今日のエコロジー・自然療法・生活改善運動につながる実験的試みであり、また現代文学・芸術・思想運動の揺籃の地でもあった。その源流と興亡をエピソード豊かに展開。

定価=本体 2,500円+税
2002年6月27日/四六判上製
/184頁/ISBN978-4-88303-098-9



いま、なぜネオナチか?
旧東ドイツの右翼ラジカリズムを中心に

[著者]ベルント・ジーグラー
[訳者]有賀健岡田浩平

難民収容所への襲撃、外国人への暴行、ユダヤ人墓地の破壊、そして壁にハーケンクロイツ。秘かに、そして公然と拍手する人びと。なぜネオナチが受け入れられてしまうのか。反ファシズムをうたった戦後ドイツとは、いったい何だったのか。

定価=本体 2,233円+税
1992年12月25日/四六判並製/238頁/ISBN978-4-88303-011-8



ヴァイマル イン ベルリン

ある時代のポートレート

[編者]マンフレート・ゲルテマーカー+プロイセン文化財団映像資料館
[訳者]岡田啓美齋藤尚子茂幾保代渡邊芳子

帝国の終焉からヒトラーの全権掌握に至る黄金の一九二〇年代ベルリンを多面的な切り口で記述し貴重な写真、絵画、図像で再現する。

[書評・紹介]
《日経新聞》2013年12月22日、西木正明氏「ヴァイマルの残照」

定価=本体 5,800円+税
2012年3月30日A4判変形上製/220頁/ISBN978-4-88303-301-0



ヴィリー・ブラントの生涯

[著者]グレゴーア・ショレゲン
[訳者]岡田浩平

生誕百年――ブラント伝のベストセラー!
ドイツも戦後 70 年、同じ敗戦国でも、日本とは大きな違いを見せている。その違いを出すのに大きく貢献したのがヴィリー・ブラント。戦後処理に真摯な態度で臨み、東西対立のなか相互和解に奮闘する。この世界一級クラスの政治家を抜きにしてドイツの戦後は語れない。ブラント研究の第一人者が波瀾に富んだブラントの生涯をつづる。

[書評]
《読売新聞》2015年9月6日、評者:出口治明氏
《信濃毎日新聞》《京都新聞》2015年8月30日

定価=本体 4,000円+税
2015年7月10日/A5判上製/320頁+口絵2頁/ISBN978-4-88303-386-7



女教皇ヨハンナ

伝説の伝記〈バイオグラフィー〉

[編者]マックス・ケルナークラウス・ヘルバース
[訳者]藤崎衛エリック・シッケタンツ

女性であることを偽って即位し出産した女教皇がいた――。
伝説の女教皇ヨハンナの鮮烈な生涯は、時代に応じて大きく異なる意味を託され、中世から現代まで語り継がれてきた。フィクションを現実の一部として扱う現代歴史学の手法を用いて「女教皇伝説」をひもとく。日本語版附録として「女教皇伝説・史料編」(藤崎衛+森本光訳)を収録。

[書評・紹介]
《図書新聞》2016年1月23日号、評者:山辺規子氏

定価=本体 3,000円+税
2015年9月8日A5判上製/カラー口絵8頁+232頁/ISBN978-4-88303-388-1



「牛鬼蛇神を一掃せよ」と文化大革命

制度・文化・宗教・知識人

[編著・監訳者]石剛

文化大革命は、何処からきて、何をなし、何をのこしたのか。中国国内第一線の研究者らによる、内なる視点を生かした研究から見えてくるものは、何か。

定価=本体 5,000円+税
2012年3月31日A5判並製/428頁/ISBN978-4-88303-306-5



巨大科学と国家
ドイツの場合

[著者]ゲアハルト・A・リッター
[訳者]浅見聡

19世紀まで遡れる巨大科学研究の歩みは、原子力・核開発、宇宙開発、健康や環境に関する研究開発など、新しいテクノロジーに関して様々な問題点をはらみながら、世界の性格を決定的に変化させた。現在見直されつつある巨大科学研究の現況。

定価=本体 2,500円+税
1998年4月25日/四六判並製/226頁/ISBN978-4-88303-049-1



国際的視野のなかのハルハ河・ノモンハン戦争

[編者]ボルジギン・フスレ

北東アジア地域をめぐる諸国の力関係、軍事秩序、地政学的特徴、開戦及び停戦にいたるまでのプロセス、ハルハ河・フルンボイル地域における民族などに焦点をあて、最新の研究成果をもとに、各国の研究者がお互いの間を隔てている壁を乗りこえて、共有しうる史料に基づいて歴史の真相を検証。

定価=本体 3,800円+税
2016年3月25日
A5判上製/340頁/ISBN978-4-88303-401-7



新ロシア外交
十年の実績と展望

[著者]イーゴリ・イワノフ
[訳者]鈴木康雄

現職外相が明かす21世紀ロシアの外交路線!――
ソ連崩壊から10年、市場経済へと移行し、民主主義国家へと変貌した新生ロシアは、どう外交を展開するのか。プーチン外交の核心を、イワノフロシア外務大臣が包括的、体系的に語る。

定価=本体 2,500円+税
2002年10月31日/四六判上製/286頁/ISBN978-4-88303-105-4



戦争の記憶 記憶の戦争
韓国人のベトナム戦争

[著者]金賢娥(キム・ヒョナ)
[訳者]安田敏朗

朴正熙独裁政権のもと、韓国は1960年代半ばベトナム戦争に参戦する。韓国側の被害者だけでも死亡5千人、負傷1万人、枯葉剤後遺症被害者2万人以上を生む一方で、ベトナム特需による経済発展をもたらしもした戦争――それは記憶の風化とともに現代の韓国社会では、徹底して忘れられた戦争でもあった。そして1999年になりようやく、韓国軍による民間人虐殺という衝撃的な事実が明らかになる。
本書は、ベトナム現地調査から始め、真実を記憶することをとおして、真の和解をもとめる韓国の市民団体の足跡をたどったものである。

[書評]
《読売新聞》書評欄、2009年12月20日
《読売新聞》「今年の3冊」、2009年12月27日
《週刊読書人》「今週の書評」、2010年2月26日号
《西日本新聞》書評欄、2010年4月18日
『現代韓国朝鮮研究』10号(2010年11月)、現代韓国朝鮮学会

定価=本体 2,700円+税
2009年11月30日/四六判/376ページ+カラー口絵2ページ/ISBN978-4-88303-255-6
 



想起と忘却のかたち

記憶のメディア文化研究

[編]浜井祐三子

記憶に「かたち」を与えるメディアの機能と役割は如何なるものなのだろうか。特定の「記憶のかたち」を産み出した社会的コンテクストを読み解き、「想起と忘却のかたち」をめぐる闘争の場がどのように構築されていくのかを明らかにしていく。

定価=本体 3,700円+税
2017年3月20日/A5判上製/332頁/ISBN978-4-88303-419-2



台湾のなかの日本記憶

戦後の「再会」による新たなイメージの構築

[編者]所澤潤林初梅

終戦以前の台湾における「日本」は、いかにして台湾人の記憶となったのだろうか。記憶は、戦後日本との「再会」によって構築され興味深い展開となったが、その全貌は明かされていない。本書では文学、歌謡、映画、看護婦、家屋、学校に現れたさまざまな「日本」から、そのあり方、変容を探る。

[書評・紹介]
《図書新聞》「2016年上半期読書アンケート」2016年7月23日、選者:安田敏朗氏

定価=本体 3,500円+税
2016年3月25日
A5判上製/308頁/ISBN978-4-88303-400-0



チャイナ・ガールの1世紀
女性たちの写真が語るもうひとつの中国史

[編著者]李子雲陳恵芬成平
[訳者]友常勉葉柳青

清末民初、開国から辛亥革命、資本主義の急成長、プロレタリア革命による政権奪取、文化大革命、そして再び実行された改革開放の政策……。度重なる社会変革の影響は、例外なく女性の心身にも及んだ。激変する20世紀中国100年間の政治、経済、文化的な要請が女性の形象を変容させ、時代時代の〈美女〉を決定してきた。彼女たちの姿 ─ 服装、アクセサリー、しぐさ、振る舞い ─ の変容はすなわち、豊かな歴史的内容を含んでいる。女性たちの生をとらえた600点余の写真が、「もうひとつの歴史」を語る。

[書評]
《熊本日日》《河北新報》2009年8月23日、ほか

定価=本体 2,600円+税
2009年7月15日/A5判並製/280ページ/ISBN978-4-88303-245-7



ドイツ社会民主党の戦後史
国民政党の実践と課題

[著者]P・レッシェF・ヴァルター
[訳者]岡田浩平

「この本を読むと我われは殆どこの党のことを知っていなかったことが分かる。階級政党から左派国民政党に変貌していくSPDの姿をこれほど具体的に、しかもユニークな視点から分析した本はない。社民=リベラルに関心ある人びとにとっては必読の本であろう」 篠原一氏推薦。

定価=本体 8,000円+税
1996年3月25日/A5判上製/528頁/ISBN978-4-88303-031-6



トゥルン・ウント・タクシス その郵便と企業の歴史

[著]ヴォルフガング・ベーリンガー
[訳]木葉子

1490年、中欧に最初の国際郵便路線が創設される。このコミュニケーション革命により、「郵便制度の創始者」フランツ・フォン・タクシスは、「アメリカ発見者」コロンブスと並ぶ者とされた。マクシミリアン1世を始めとする歴代の神聖ローマ皇帝たち、そしてゲーテやシラーの書信を輸送したタクシス郵便とはいかなるものだったのか。377年にわたるその郵便史、さらに今日まで500年を超えるトゥルン・ウント・タクシス企業史および家族史を、厖大な文献と史料を駆使して、その全貌を明らかにする。

[書評]
《図書新聞》2014年10月11日、評者:菊池良生氏
『郵便史研究』第38号(2014年9月)、郵便史研究会、評者:星名定雄氏
『社会経済史学』81-4、社会経済史学会、2016年2月、評者:河野淳氏

定価=本体 6,200円+税
2014年4月10日A5判上製/608頁/ISBN978-4-88303-356-0



ナショナリズムの受け止め方

言語・エスニシティ・ネイション

[著]塩川伸明

ナショナリズムという難問に挑む――
グローバリズムの強まりと軌を一にしてナショナリズムの波が世界をおおう今日、いかにして他者・異文化理解は可能なのか。リベラルナショナリズム、オリエンタリズム論、ポストコロニアル論、人類学、社会学、社会言語学等の理論的考察、そして旧ソ連・ユーラシア世界の歴史と現状の実証的研究をつうじ、あらためて言語・民族・エスニシティ・ネイションを考察する。

[書評]
『ロシア・東欧研究』(ロシア・東欧学会年報)第44号、2015年、評者:中井遼氏

定価=本体 2,800円+税
2015年3月15日四六判並製/336頁/ISBN978-4-88303-380-5



ナショナル・ポートレート・ギャラリー
その思想と歴史

[著者] 横山佐紀

アメリカのアイデンティティの表象を担う歴史ミュージアム。そのプロセスに影響を及ぼす「民間資本」への問い。
歴史的重要人物たちの肖像コレクションにより、アメリカの自己像を表すため、1968年、首都ワシントンに設立されたナショナル・ポートレート・ギャラリー。だがその重要性を定める主体とは誰なのか? 建国期にさかのぼる設立経緯をたどり、初代大統領ワシントンの肖像画《ランズダウン》が国家的アイコンへと高められた近年の事象をケース・スタディに、資金を媒介とする社会とミュージアムの間の力学を明らかにする。

[書評]
《高知新聞》《北國新聞》2013年4月28日ほか、評者:藤田一人氏
《図書新聞》2013年6月8日、評者:川口幸也氏
「アメリカ学会会報183号」2014年5月12日、評者:小笠原亜衣氏→記事を読む
『比較教育学研究』49号、2014年、日本比較教育学会編、評者:柴田政子氏

定価=本体 5,700円+税
2013年2月28日
A5判上製/424頁/ISBN978-4-88303-337-9



[改装版] ナチス・ドイツ ある近代の社会史
ナチ支配下の「ふつうのひとびと」の日常

[著者]デートレフ・ポイカート
[訳者]木村靖二山本秀行

ナチ支配下の「ふつうの人びと」の日常を明らかにした、「下」からの社会史!
日常史の視点からナチズムを検証し、近代の病理としてのナチズムの核心に迫るとともに、近代そのものを問い直す、国際的に高い評価を受けた、ナチズム研究の画期をなす書!

定価=本体 4,800円+税
2005年9月25日/四六判上製/482頁/ ISBN978-4-88303-164-1



西ドイツ外交とエーゴン・バール

[著者]アンドレアス・フォークトマイヤー
[訳者]岡田浩平

西ドイツ外交の歴史でもっとも興味深いのは「東方外交」であろう。建国以来西側ばかりに目を向けていたものを、ソビエト初め東欧諸国との関係改善に力を入れて懸案を解決しようと大きくカジを切った。これが、西ドイツ外交のもっとも躍動した時代を築き、世界の注目を集め、悲願のドイツ統一への道を切り拓いていったのである。その主役にはヴィリー・ブラントの名が挙げられるが、構想上・実践上影の主役を務めたのはエーゴン・バールであった。西ドイツ外交に果たしたバールの考えを中心にすえ、ドイツ統一前後までの外交の舞台裏を詳述する。

定価=本体 6,000円+税
2014年8月15日A5判上製/552頁/ISBN978-4-88303-360-7



日本人のモンゴル抑留とその背景

[編]ボルジギン・フスレ

ソ連は対日戦で60万人の日本軍捕虜を獲得し、その中から1万2000人がモンゴルに送られ、ウランバートルの都市建設の労働力などとして過酷な日々を過ごすことになった。捕虜がモンゴルに送られた背景、そして過酷な日々の実態を明らかにする。

定価=本体 2,000円+税
2017年2月28日A5判並製/176頁/ISBN978-4-88303-432-1



ハルハ河・ノモンハン戦争と国際関係

[編者]田中克彦ボルジギン・フスレ

ノモンハン戦争(事件)は多くの謎のみならずタブーに包まれている。モンゴル・日本・ロシア、さらにアメリカの研究者も加わったこの国際的研究は、ひとつひとつタブーを破って進んできた。本報告集はその過程を反映したものであり、炯眼な読者は、さらなる飛躍を読みとられるであろう。

定価=本体 1,700円+税
2013年7月31日A5判並製/158頁/ISBN978-4-88303-346-1



東アジア現代史のなかの韓国華僑
冷戦体制と「祖国」意識

[著者]王恩美

韓国華僑はいかにして中華民国を「祖国」として統合されたのか。そして、中華民国の台湾化が進むなかで「祖国」意識を崩壊させていったのかを、朝鮮南北分断・中国分裂という戦後東アジアの冷戦構造とその崩壊、韓国・中華民国関係史と華僑政策の変遷史のなかであきらかにする。

定価=本体 6,300円+税
2008年5月25日/A5判上製/600頁/ISBN978-4-88303-203-7


東ドイツ外交史
1949―1989

[著者] ヘルマン・ヴェントカー
[訳者] 岡田浩平

占領下の厳しい冷戦のなか、ドイツを分断して 1949 年に誕生した東ドイツ。わずか 40 年の短命国家の外交の任務はつねに、国の存立の保障の確保にあった。たえず国家の「存在の不安」に悩まされていたからである。本書を通じて、ベルリン問題の本質がわかるし、ハンガリー動乱、ベルリンの壁の建設、「プラハの春」、ブラント政権の「新東方政策」、度重なるポーランド騒擾など、現代世界史の真相があらためて生々しく迫ってくる。

定価=本体 8,400円+税
2013年2月25日
A5判上製/口絵4頁+764頁/ISBN978-4-88303-326-3


ヒトラーの長き影

[著者]ウヴェ・リヒタ
[訳者]石川求鈴木崇夫渡部貞昭

西ドイツ社会の闇の履歴書! 政・財・官におけるナチスの系譜が物語る、もうひとつのドイツ戦後史。ナチスに迫害された人びと、抵抗した数少ない人びと、かれらの戦後は? そして償いは? そして、統一ドイツは……? そして……?

定価=本体 2,136円+税
1995年12月25日/四六判並製/234頁/ISBN978-4-88303-030-9



「負の遺産」との取り組み
オーストリア・東西ドイツの戦後比較

[著者]W・ベルクマンR・エルプA・リヒトブラウ
[訳者]岡田浩平

「ヴァルトハイム事件」(1986年)以後、ようやく批判的な現代史研究が始まったオーストリア。体制崩壊、ドイツ統一後の資料検証によりその実像が明らかになり始めた東ドイツ。これら最新の研究成果から、ドイツ語圏三国の過去処理を比較した戦後史。

定価=本体 7,500円+税
1999年3月30日/A5判上製/480頁/ISBN978-4-88303-052-1



フランス-アメリカ ── この〈危険な関係〉

[著者]宇京ョ三

アメリカの建国以来つづくフランスとの〈危険な関係〉。本書は、「ラ・ファイエット神話」、自由の女神、「アングロ・アメリカン」コンプレックス、マーシャルプラン、文化のマジノ線などをキーワードとして、歴史や社会、文学や映画の多様な方面からフランス・アメリカの関係史を描いている。ユニークで意欲的な仏米比較論の試み。

定価=本体 2,800円+税
2007年9月25日/四六判並製/320頁/ISBN 978-4-88303-213-6





[新聞ジャーナリズム]

大阪の錦絵新聞

[著者]土屋礼子

明治開化期、近世(=錦絵)と近代(=ニュースペーパー)の混合のうえに庶民のメディアとして登場し、大衆ジャーナリズムの先駆けとなったが、一瞬の輝きの後、時代の波に消え去った錦絵新聞の全貌。カラー口絵、図版多数。詳細発行資料付。

定価=本体 3,495円+税
1995年12月20日/A5判並製/258頁/ISBN978-4-88303-029-3



『新着雑報』1650年、世界最古の日刊新聞

[編著者]大友展也

新聞ジャーナリズムの原点を読み解く────
現存するものとしては最古と言われる日刊新聞、『新着雑報』(ドイツ・ライプツッヒ)がよみがえる。時まさに、30年戦争直後、17世紀中葉の、イングランド・ピューリタン 革命、フランス・フロンドの乱、ヴェネツィアとオスマン=トルコのクレタ戦争など、欧州全土を巻き込む激動の時代――こうした事態の推移が日々いかに伝えられ、読まれていたのか。新聞学・ジャーナリズム発達史の貴重な史料として世界の研究者の注目を集めてきた同紙を、写真原版・ラテン文字表記・現代ドイツ語訳・和訳で復元する。

定価=本体 10,000円+税
2004年11月10日/A5判上製/624頁/ISBN978-4-88303-143-6



ドイツ新聞学事始
新聞ジャーナリズムの歴史と課題

[著者]エーリヒ・シュトラスナー
[訳者]大友展也

ドイツ新聞の歴史的形成・変容と言語学的研究――
近代市民社会の形成と発展、そして現代における世論形成に新聞がはたしてきた役割はおおきい。本書は、17世紀以降、近代、ナチス第三帝国時代をへて現代にいたるドイツ新聞とそのテクストの様式の変遷をテーマ別に詳細に論じ、新聞ジャーナリズムの課題と展望を明らかにする。

定価=本体 3,200円+税
2002年10月25日/A5判上製/272頁/ISBN978-4-88303-106-1





[文化人類学・地域研究]

イギリスにおけるマイノリティの表象
「人種」・多文化主義とメディア

[著者]浜井祐三子

ハニフォード事件(教育と人種主義)と
ラシュディ事件(表現の自由と多文化主義)

多「人種」・多文化社会イギリスにおいて、サッチャー政権下で起きた「多文化主義」をめぐる 2 つの事件の新聞報道を通して、「新しい人種主義」の言説が「自然化」される過程を明らかにしていく。

定価=本体 2,800円+税
2004年6月30日/A5判上製/252頁/ ISBN978-4-88303-140-5



エストニアの政治と歴史認識

[著者]小森宏美

独立回復とその後の国民国家としての社会統合にあたって、エストニアほど歴史認識と言語が重要な役割を果たした例は少ない。本書は、「歌う革命」とソ連邦からの独立回復、EU加盟にむかう政治過程をふり返るなかで、歴史認識・叙述がいかに政治に結びつきその政策を正当化してきたか、そして集団間の摩擦・衝突を引き起こしたかを検証し、歴史とシティズンシップの関係をさぐる。

定価=本体 2,600円+税
2009年3月16日/
四六判上製/264ページ/ISBN978-4-88303-240-2



エスニシティ「創生」と国民国家ベトナム
中越国境地域タイー族・ヌン族の近代

[著者]伊藤正子

タイー族・ヌン族はいかに少数「民族」となり、ベトナム「国民」となっていったのか。国民国家との相互関係のなかで、分離にも吸収にも向かわないエスニシティのあり様を歴史的に明らかにする。

[受賞]
第2回東南アジア史学会賞受賞(2004年)

定価=本体 4,300円+税
2003年10月25日/A5判上製/334頁/ISBN978-4-88303-121-4



彼女達との会話
ネパール・ヨルモ社会におけるライフ/ストーリーの人類学

[著]佐藤斉華

ヨルモの結婚において、女性は生家から婚家へと贈与されるモノと位置づけられる。もちろん、社会が女性をどう位置づけようとも女性=人間はモノになるわけがない――彼女達は常に行為者であり、そうあり続けてきた。社会的に行為する力を剥奪されつつも、自らの生をそれぞれに切り拓いてきた女性達の生を、その語りの陰翳に寄り添って描きだす。

[書評]
《図書新聞》第3221号(2015年09月05日)、評者:森本泉氏

定価=本体 5,500円+税
2015年2月28日
A5判上製/352+カラー口絵4頁/ISBN978-4-88303-377-5



儀礼のセミオティクス

メラネシア・フィジーにおける神話/詩的テクストの言語人類学的研究

[著]浅井優一

メラネシア・フィジーにおいて三十年ぶりに開催された最高首長の即位儀礼。そして、植民地期以来、 土地(ヴァヌア)と社会集団の所有関係を規定してきた古文書。この二つの「詩的テクスト」の記号論的繋がり――メタプラグマティクス――を、儀礼スピーチや神話的語りの緻密な記述・分析を通して審らかにする言語人類学的エスノグラフィー。

定価=本体 5,741円+税
2017年2月28日A5判上製/516頁/ISBN978-4-88303-423-9



近代インドにおける古典音楽の社会的世界とその変容

“音楽すること”の人類学的研究

[著]田森雅一

変化の激しい近代社会のなかで、北インドの古典音楽家たちは、ガラーナーという用語・概念を用いて“われわれ”を語ることで何をなそうとしているのか。音楽伝統と社会音楽的アイデンティティの再生産と再創造の問題を問う。

定価=本体 6,100円+税
2015年2月18日A5判上製/544頁/ISBN978-4-88303-371-3



現代シリアの部族と政治・社会

ユーフラテス河沿岸地域・ジャジーラ地域の部族の政治・社会的役割分析

[著者]岡豊

部族の政治的・社会的役割が近代国家の発達や時代の経過や生活様式の変化を経ても厳然と存続していることを、シリアで行った世論調査などを踏まえ明らかにしていく。

[関連記事]
《朝日新聞》「ニュースの本棚」「混迷続くシリア 高岡豊さんが選ぶ本」、2012年9月30日
《日本経済新聞》 「今を読み解く 混迷深まるシリア情勢」、2012年10月14日、著者:高橋和夫氏

定価=本体 2,800円+税
2011年12月25日四六判並製/284頁/ISBN978-4-88303-305-8



コルシカの形成と変容
共和主義フランスから多元主義ヨーロッパへ

[著者]長谷川秀樹

革命の母国フランスから「植民化なき植民地」として扱われてきたコルシカの人々の言語・文化・社会の形成と変容を明らかにするとともに、地域の視点から、国民国家、ヨーロッパ統合をとらえ直す。

定価=本体 3,500円+税
2002年8月25日/A5判上製/284頁/ISBN978-4-88303-101-6



社会の探究としての民族誌
ポスト・ソヴィエト社会主義期南シベリア,セレンガ・ブリヤート人に於ける
集団範疇と民族的知識の記述と解析,準拠概念に向けての試論

[著者]渡邊日日

ロシア、ブリヤート共和国のモンゴル系であるブリヤート人は、社会主義のあと、自己や集団をどのように認識し、新自由主義的再編を生き抜こうとしているのか。準拠概念を手掛かりに、経済・言語・儀礼・教育を舞台にして、その社会と知識を問う。

定価=本体 7,600円+税
2010年1月31日/
A5判上製/736ページ/ISBN978-4-88303-262-4



体制転換期ネパールにおける「包摂」の諸相

言説政治・社会実践・生活世界

[編]名和克郎

多民族・多言語・多宗教・多文化性を前提とした連邦民主共和制に向けた転換期のネパールを生きる人びとの歩み、その主張と実践がおりなす布置を「包摂」を梃子に明らかにすると同時に、「包摂」をめぐる現象を民族誌的状況(生活世界)の中に位置付け、「統合」から「包摂」へと転換した「民主化」のいまを描きだす。

定価=本体 6,300円+税
2017年3月17日A5判上製/592頁/ISBN978-4-88303- 433-8



ネオ・リベラリズムの時代の多文化主義
オーストラリアン・マルチカルチュラリズムの変容

[著者]塩原良和

対抗原理としての 多文化主義〈再構築〉に向けて────
ネオ・リベラリズムという時代の流れのなかで、多文化主義という理念をいかに〈再構築〉するのか。反-本質主義的多文化主義は、なぜ、エスニック・マイノリティのエンパワーメントを阻害する「意図せざる帰結」をもたらしたのか。70年代以降、白豪主義からマルチカルチュラリズムに政策転換してきた オーストラリアを事例に明らかにする。

定価=本体 2,800円+税
2005年11月15日/四六判上製/286頁/ ISBN978-4-88303-172-6



ネパール、ビャンスおよび周辺地域における儀礼と社会範疇に関する民族誌的研究
もう一つの〈近代〉の布置

[著者]名和克郎

チベット国境付近にあるビャンス地方、そこでは、どんな言語が話され、どんな生活が営まれているのか。もちろん日本で唯一のビャンジー語話者である著者が、民族学的方法論を批判的に検証しつつ、いま、民族誌を編むことを自らに問いかけながら描き出した、人々の生活と、その指し示すもの。

[受賞]
第30回(2004年)「澁澤賞」(公益信託澁澤民族学振興基金・主催)

定価=本体 6,000円+税
2002年2月25日/A5判上製/504頁/ISBN9784-88303-092-7



ポスト・スハルト期インドネシアの法と社会

裁くことと裁かないことの民族誌

[著]高野さやか

国家法と慣習法は、現在どのような関係にあるのか。北スマトラ州の多民族多文化都市メダンの地方裁判所からみた国家法(フクム)と慣習法(アダット)の動態を法人類学の視点から読み解く。

[受賞]
日本法社会学会第17回学会奨励賞(著書部門)

定価=本体 4,000円+税
2015年2月28日
A5判上製/208頁/ISBN978-4-88303- 378-2



民族という政治
ベトナム民族分類の歴史と現在

[著者]伊藤正子

ある「民族」とされることが、人々になにをもたらし、なにを求めさせるのか。
ベトナムの54「国定民族」は、いかにして確定されたのか。ドイモイ以降の「自由化」により、これまでの民族の枠組みを見直し「新たな民族」を要求する声があがりはじめた。ある「民族」とされることが、人々になにをもたらし、なにを求めさせるのか。多民族国家における上からの民族政策のはらむ危うさを明らかにしていく。

定価=本体 3,800円+税
2008年10月15日/A5判並製/306頁/
ISBN978-4-88303-234-1



リアリティと他者性の人類学
現代フィリピン地方都市における呪術のフィールドから

[著者]東賢太朗

呪術のリアリティの境界は、どこにあるのか。「そんなはずはない、だがしかし……」というつぶやき。そこには呪術をめぐる「実感の共同性」が立ち現れる。合理/非合理、内在/超越という二重のアポリアを超え出る、呪術への実体論的アプローチによって、呪術と近代、〈我々〉と〈彼ら〉をめぐる、あらたな可能性をさぐる。

[書評]
『文化人類学』2013, 77-3、評者:石井美保氏
『年報人類学研究』第3号、2013年、南山大学人類学研究所、評者:杉井信氏→書評を読む
『東南アジア―歴史と文化』42、2013年5月、東南アジア学会、評者:関恒樹氏→書評を読む
『宗教研究』377、2013年9月、日本宗教学会、評者:岩谷彩子氏

[紹介]
《中日新聞》「ひと・仕事」、2011年9月20日、記者:谷村卓哉氏→記事を読む

定価=本体 5,000円+税
2011年6月30日/A5判上製/376頁/ISBN978-4-88303-281-5